プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

川平慈英 長野博 松岡充 鈴木壮麻「フォーエバープラッド」

2016-05-30 23:58:13 | 日記
「フォーエバープラッド」千秋楽観てきました。「東京グローブ座」行くのは久しぶりです。新大久保から劇場への道のり、以前に増して外人の姿が多く思えたのは、気のせいでしょうか?
さて「フォーエバープラッド」高校の同級生4人のコーラスグループのお話です。ショーに出演するため、会場へ向かっていた彼ら。交通事故のため、全員命を落としてしまいます。が、彼ら 自分たちのショーを実現するため、奇跡的に一度だけ地上に戻ってきます。川平慈英 長野博 松岡充 鈴木壮麻 元四季 ジャニーズなどなど なかなかバラエティーに富んだメンバーです。ただ、同級生に見えるかというと、ちょっと厳しい。おそらく年齢差10才近くあるのではないでしょうか? せめて5才ぐらいにして欲しかった。
開演すると、客席後方のトビラから4人が登場。ナレーション(ジョン•カビラでした)が状況を説明。ショーの開幕です。このミュージカル 設定が50年代ですので、「マチルダ」とか当時の歌ばかり流れます。私、ついていけますが、周りの若いファンはどうなのか?と、あたりを見回すと、千秋楽ということもあってか、何度も観に来ている人も多いのでしょう 皆ノリノリでした。さすが、ジャニーズファンです。途中、ファンも舞台に上げるなど、観客参加型のこのショー 千秋楽ということもあり、最後まで大盛り上がりでした。

年に1度 志の輔「中村仲蔵」を聞きに赤坂へ

2016-05-30 14:45:32 | 日記
今年も、「中村仲蔵」聞きに赤坂ACTシアターへ行ってきました。昨年までは、秋の公演でしたが、今年は、ちょっと時期をずらしています。そういえば、このところ、GWだった横浜にぎわい座の「志の輔NOにぎえあい」は、今年は7月へ移動。なにか理由があるのでしょうか?
時期こそ変わったものの、内容は変わりません。1部で、「仮名手本忠臣蔵」を大序から十一段目まで解説。2部では、「中村仲蔵」の口演です。今回の「仲蔵」 なぜ、血筋もなにもない「稲荷町」の役者が「中通り」「相中」「名題」へと出世していくことができたのかにポイントが置かれていました。一役 一役の工夫に仲蔵の「役者魂」が宿っていた。そんな心意気を感じることができました。

「日本ダービー」蛯名騎手と心中だったが

2016-05-29 17:23:53 | 日記
「日本ダービー」最後の叩き合いは、見応えありました。勝ったマカヒキ強かった。川田騎手おめでとうございます。でもね、蛯名騎手に勝って欲しかった。これが本音です。ま、先週の稀勢の里じゃありませんが、TO BE CONTINUED また来年に期待しましょう。
しかし、いいレースでした。写真判定まで、どっちが勝ったのか ハラハラドキドキでした。これで馬券が絡んでいれば、もっとドキドキしたんでしょうが。詮無い話です。今年のG1どうにもダメなんですが、何とか来週の「安田記念」は•••

こんなに面白い芝居とは思わなかったケラ演出「8月の家族たち」

2016-05-28 13:54:05 | 日記
シアターコクーン「8月の家族たち」です。公開されたとき映画も観ていますが、今になってみるとメリル・ストリープとジュリア・ロバーツの壮絶な母娘喧嘩の方が、映画全体の内容より、印象に残っています。
で、舞台。今回も、麻実れい演じる母親と長女役の秋山菜津子の喧嘩シーンは壮絶でしたが、同時に家族の物語もきちんと描かれ、私としては、映画版より好印象でした。アル中の母親 失踪した父親(村井國夫)既に別居している長女夫妻(秋山 生瀬勝久)娘は、ドラッグをやっている様子。三女(音月桂)は、ようやく婚約者(橋本さとし)を見つけたようですが、この婚約者にいささか問題あり。次女(常盤貴子)は、ずっと母親の面倒を見てきました。ようやく、いま、いとこ(中村靖日)と恋仲になったようですが、実は、この2人の間には、当人たちも知らぬ秘密が・・・いとこの父母(木場勝巳 犬山イヌコ)は、この息子の行く末がなにより心配。こんな家族たちの物語です。
父の失踪を知らされ、久々に集まった家族たち。ほどなく父の死の報がもたらされ、と同時に彼らの秘密も、次々に明るみにでてきます。そういう意味では、なんの希望もない話です。各人が問題を抱え、明るい解決策は見えてきません。みな、うまい役者陣だけに、なおさら、リアルに、問題が浮き出てきます。反面、ホッとさせるシーンもあります。それは、たとえば、夫に去られた長女が、久しぶりに会った同級生の保安官に思いを寄せられるシーン。また、ケラ演出には欠かせない犬山が、素っ頓狂なことを言い、周囲を笑わせるシーンなど、KERA演出は巧みです。そして、彼らが問題に向かっていく姿 打ち負かされる姿を、ただ一人第三者の眼で眺めているメイド(羽鳥名美子)の姿が印象的でした。

「デン助の陽気な靴みがき」 京橋で50年ぶりに出会った「デン助」

2016-05-27 13:01:01 | 日記
1960年代 NETの人気番組に浅草からの舞台中継で「デン助劇場」という番組があり、よく見ていました。主人公デン助を演じていたのは、大宮敏充という役者さん。WIKIで調べてみると 当時50代。ただ、何曜日に放送されていたか、時間帯は何時ごろだったかは、WIKIにも記述がなく、私も覚えておりません。もっと言えば、デン助の風貌 禿げ頭 大きな目 ひげ面は覚えているのですが、毎回の話の内容は全く覚えてない。非常に大まかに言えば 笑って 泣いての人情喜劇というイメージしか残っていません。そんなわけで、京橋フィルムセンターで上映される「デン助の陽気な靴みがき」で、その世界を知ろうと観てきました。
場内は、いつもより3~5割増しの観客。やはり、往時を知るファンなのでしょう。映画は、1958年の作品。まず、テーマソングが流れます。歌っているのは、もちろんデン助。これ聞くと、どうやら「オレにデーンと任せておけ」というのが、デン助の由来になっているようです。
浅草の長屋に住むデン助は、靴磨きの職人 たった一人の弟子・孤児のチビ(松島トモ子)と一緒に住んでいます。仏壇には、亡くなった妻の写真が。これ、テレビの「デン助」と同じシチュエーションなのでしょうか?同じ長屋の住人に、キャバレーで歌を歌いながら、生計をたてている小夜子(なんと、ニューフェイス時代の佐久間良子)がいます。彼女 病気の母親を抱えて苦労しています。そこで、困った人を見ると黙っていられないデン助 儲かった金は、彼女の家に名を明かさずに、投げ入れています。一方、この町の顔役ジョージ(波島進)は、小夜子に思いを寄せ、彼女も憎からず思っています。しかし、ジョージは無実の罪で警察から追われる身。こんな話です。もちろん、ラストは2人結ばれ デン助とチビも父娘となって幸せに暮らすことになります。60分に満たない上映時間 特に面白いギャグがあるわけでもありませんが、当時の浅草のにぎわい また、軽演劇の世界を知るためには貴重な映画といえます。