プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

永作博美 「人形の家 Part2」

2019-08-31 10:50:18 | 日記
紀伊国屋サザンシアターで上演中の「人形の家Part2」です。
イプセンの名作「人形の家」の続編。
ノラを永作博美 夫のトルヴェールを山崎一 乳母のアンナ•マリーを梅沢昌代 娘のエミィを那須凛が演じています。
ルーカス•ナスという劇作家の作品です。

前作 ノラが出て行ってから15年後が舞台。
彼女は、戻ってきます。
作家として成功したノラ。
が、そのために ある判事の恨みを買ってしまう。
さらに、ノラには 自らの預かり知らないところで、思いもかけない過失があった。
自らの未来を取り戻すため、彼女は戻ってきたのだ。

舞台は、彼女が 夫 乳母 娘と対峙して行く形で進んでいく。
舞台には、そのたびに 相手の名前が映されて行く。
トルヴェール アンナ エミィ
が、異なる価値観を持つ相手だけに 互いの心は通わない。
ラスト ノラ&トルヴェール と映し出される。
かつて 夫婦だった2人のことは通うのか?

ソファーに並んで座り そっとノラの手に 自分の手を添えるトルヴェール。
が、彼女は、手を退けて 前作同様 ドアを開け 去っていく。

成功して、自信に満ちた姿で現れたノラ。
相変わらず ノラを理解できないトルヴェール
変わらない事を旨とするアンナ
ノラの娘らしく 凛としたエミィ。

4人の役者の好演が、舞台を引き締めたものにしてくれました。

上田慎一郎監督 「イソップの思うツボ」

2019-08-30 11:00:38 | 日記
東宝日比谷シネマで 昨日まで上映さてた「イソップの思うツボ」です。
「カメ止め」の上田慎一郎監督の新作。
といっても 今回は、お仲間2人との 共同監督 共同脚本 ということです。

主人公は、亀田美羽という女子大生。
友達もいない 内気な女子大生で、クラスにも馴染めていない。
同じクラスにいるのが、兎草早織という女の子。
こちらは、テレビで人気者。
お父さん お母さんと テレビ出演し
「日本一の仲良し家族」として知られている。
全く対照的な2人。

彼女たちのクラスに 臨時講師として 八木という若い男性がやってくる。
ちょっとキザな講師に、早織は、すっかり夢中。
美羽も タイプらしいのだが、
全てに積極的な早織は、デートの約束を取り付ける。
そして•••
というお話。

ここから 事態は二転三転します。
「仲良し家族」の裏の顔。
復讐代行屋父娘の登場
さらに 一ランク上のワルと その手下。
そして 秘密クラブの面々。

こうした展開を 1時間半にまとめた手腕は見事だと思いますが、
意外性という点では イマイチ。
前作ほどの ぶっ飛び感は、なかった。
この辺りは、ツライところですが、
是非 いつの日か 「カメ止め」超える作品を 撮って欲しいものです。




「立川談春35周年記念公演 ゲスト•尾崎世界観」

2019-08-29 10:35:19 | 日記
昨夜は、シアターコクーンで「立川談春35周年記念公演〜玉響〜」楽しんできました。
玉響と書いて たまゆら と読みます。
師によると 30周年も コクーンで公演したとのこと。
それから5年。その間 落語家の公演は、1度もなかったということです。

今回は、27日から6夜連続の公演。
毎日 ミュージシャンがゲストとして出演します。
顔触れは、ゴスペラーズ 尾崎世界観 斉藤和義 aiko さだまさし。
昨夜のゲストは、尾崎世界観さんでした。

まずは 談春師
「桑名舟」 これは、ゲストのリクエストとのこと。
師 まずは 「初めて落語聞く人拍手して?」と、客席に問いかけると、
パラパラと拍手が。確かに 普段の独演会では見かけない 若い女性の姿がチラホラ。

続いて トークコーナー。
「二人は、中っ腹なお話」
そして、ゲストのミニライブ。
5曲 歌ってくれましたが、もちろん 私 1曲も知らない。
終演後 ロビーに セットリストが書いてあるかと期待しましたが、
それも 無しでした。

休憩

談春 「らくだ」
1時間近い長講。
大家に 剣突食わされ 泣きながら戻ってくる屑屋に
「誰がいじめたんだ!」といきり立つ 丁の目の半次が、いつ聴いても面白い。
この演目のアンサーソングが 尾崎世界観の
「ex ダーリン」
歌詞聴いていると、なるほど アンサーソングに相応しい曲だという気がしてきました。

根本宗子×ギャンパレ 「プレイハウス」

2019-08-28 10:32:21 | 日記
東京芸術劇場で上演中の「プレイハウス」です。
GANG PARADEという10人組のアイドルグループと根本宗子がタッグを組んだ作品。
他に 磯村勇斗 猫背椿 栗原類 鳥越裕貴らが出演しています。

舞台は、プレイハウスという風俗店。
9人の風俗嬢が 働いています。
演じるのは ギャンパレの皆さん
控え室での人間関係は、なかなか面白い。

風俗嬢の1人 ミキ。まず 彼女の これまでの人生が紹介されます。
ちょっと変なお父さんを持ち、彫刻像のチンコを見て
風俗嬢になる事を決意したミキ。
彼女の前に 客として現れたのが 歌舞伎町ナンバー1ホストの聖夜。
同僚ホストと その友人(鳥越 栗原)に無理矢理連れてこられたのですが、
ミキを指名します。
この店 指名した嬢と本番OKなんですが、何もしない聖夜。
なぜか ミキを自宅に呼び出します。
すっかり その気のミキに、またも添い寝してもらうだけの聖夜。
そして•••
というお話。

聖夜の態度は、なぜなのか?
さらには、ラストに2人の因縁が明かされる この作品。
劇中には、GANG PARADEの楽曲が流れ 約3時間の舞台。
初めて こうした趣向の舞台に挑んだ根本ですが、まずは合格点
自分の感情を表すのが苦手のミキ 猫背椿が その感情を吐露する役で出現するというのも面白い。
GANG PARADEの皆さんも、初舞台だそうですが、セリフなど立派なものでした。
流れた楽曲のなかでは、「ジェラシー マリオネット」という曲が、私のオキニでした。

「ENGEIグランドスラム」楽しみました

2019-08-27 10:12:18 | 日記
17日に放送された「ENGEIグランドスラム」楽しみました。
4時間超の生放送。リアルタイムで見るには、少々シンドイ。
な訳で、録画して 少しずつ見たんですが
「第7世代」などフレッシュなメンバーも多く なかなか面白い4時間でした。

以下 私が好きなネタについて書いていきます。
和牛 プレゼント。相変わらずの安定感。今年こそ、「M-1」獲ってほしい。
バイきんぐ ポイントカード。雨が降るとポイントが高くなるという事だけで、コント成立させるのは、さすが。
霜降り明星 豪華客船。粗品の喩えは、いつ聞いても笑える。
ジャングルポケット 浮気。斉藤さんのテンションの高さは、すごい!
バカリズム アレルギー。自慢アレルギーという発想は面白い。バカリズムらしさ満載のネタ。
東京03 待ちわびて。これも 彼ららしいネタ。彼女を待つ彼。こうしたシチュエーションをコント仕立てに
させると、抜群。

そして、毎回 トリとして登場する 爆笑問題。
今回は、なぜか トリ前に登場する 中川家が出なかったのは残念でしたが
その分も、張り切ってくれた感じ。
司会のナイナイ•岡村に
「お前をクビにする力がある」
は、笑いました。