もう1日、読書のお話です。畑野智美著「オーディション」です。新城・溝口という2人の若者がコンビを組む漫才師「メリーランド」 ライバルの「インターバル」 同じ事務所の先輩 トリオでコントを演る「ナカノシマ」 彼ら若手芸人の生きざまを描いた作品です。シリーズになっていて、今回で、もう4冊目。まだ、素人同然だった「メリーランド」も、テレビの「オーディション番組」に出演するところまで成長し、優勝すれば、レギュラー番組を持てるようになれる位置まで来たというのが、今回のお話です。
第3集までとは違い、今回は、「メリーランド」「インターバル」「ナカノシマ」のメンバー さらには「メリーランド」と「ナカノシマ」のマネージャーである鹿島ちゃん、この中の誰かの視点で、オーディションに挑む彼らの闘いが描かれています。果たして、勝ち上がるのは、誰なのか? お笑い好きとしては、ページをめくるのが楽しみ。昨夜は、布団の中で、一気読みでした。
レギュラー番組目指して、奮闘する若手芸人たちの姿も、リアルで面白い。惜しむらくは、ドロドロした部分がないことでしょうか。「お笑い」の世界で、一攫千金を狙う面々ですから、そこには、当然、色々な感情 思惑も、あるはず。逆に言えば、「メリーランド」たちは、そういう意味では、本当のプロには、なりきれていないのかも知れません。
「メリーランド」が、プロのシビアさを身に着ける日を待ちたいと思います。
第3集までとは違い、今回は、「メリーランド」「インターバル」「ナカノシマ」のメンバー さらには「メリーランド」と「ナカノシマ」のマネージャーである鹿島ちゃん、この中の誰かの視点で、オーディションに挑む彼らの闘いが描かれています。果たして、勝ち上がるのは、誰なのか? お笑い好きとしては、ページをめくるのが楽しみ。昨夜は、布団の中で、一気読みでした。
レギュラー番組目指して、奮闘する若手芸人たちの姿も、リアルで面白い。惜しむらくは、ドロドロした部分がないことでしょうか。「お笑い」の世界で、一攫千金を狙う面々ですから、そこには、当然、色々な感情 思惑も、あるはず。逆に言えば、「メリーランド」たちは、そういう意味では、本当のプロには、なりきれていないのかも知れません。
「メリーランド」が、プロのシビアさを身に着ける日を待ちたいと思います。