小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

菜の花の前で

2008-04-12 | 犬&猫との暮らし
 どこへ行っても色鮮やかな花が目に入る季節、いい季節ですね。

 トチの散歩は「行きはよいよい、帰りはくたり」。この写真は、土手道での散歩を終えた後に立ち寄った菜の花畑の前で撮ったものですが、帰りの車の中でも助手席でくた~っとなっていたトチは、少しの時間も「座れ」をしていれず、彼女だけ寝そべってしまいました。

 仕方ないか、13歳だもの。

 それでも、散歩はみんなと一緒に行きたがります。ほかの2頭とあまりにも歩調が合わず、2頭の運動不足を心配した私が、3頭で歩かせた後にトチだけ車に乗せて、再び2頭だけを連れ出した際、ほとんど吠えることのないトチが、遠ざかっていく私たちに向かって、車の中で吠えました。

 それを聞いた時、トチはやはりみんなと行動を共にしたいのだと実感し、切なくなりました。

 耳が聞こえなくとも、さまざまな風景を楽しむ視覚、ほかの犬の匂いや自然の匂いを確認する嗅覚、風を感じる皮膚感覚などなど、残された五感は温存させてやらなければ、と思い、それぞれの運動量を満たしてあげられるような内容を考え、実行するようにしています。
コメント (1)
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