小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

『あなたもペットと話ができる』

2008-04-16 | 
 私がアニマル・コミュニケーションの勉強をするきっかけになったのは、サラブレッドの世界的調教師モンティ・ロバーツの半生を描いた本『馬と話す男』と、雑誌『乗馬ライフ』(2005年4月号)に掲載されたスイス人のアニマル・コミュニケーター、スージー・ブッヒャーさんの記事でした。
 そのスージーさんがアニマル・コミュニケーターになるきっかけとなったのが、ペネローペ・スミスさんが書いた『アニマル・トーク』、邦題『あなたもペットと話ができる』(学研)だったのです。

 3年前、私もさっそく購入して読みました。アニマル・コミュニケーションの入門書としては優れたテキストだと思います。
 私もこの本で「イメージする」ことの重要性を認識しました。「思考」や「イメージ」がエネルギーとなって伝わること、そして相互の意思の疎通が生まれるということは、その後、さまざまな書籍から学ぶことになるのですが、その前段階としてペネローペ・スミスさんが書いた『あなたもペットと話ができる』を読んだことは、大きな収穫でした。

 マニマル・コミュニケーションを学ぶうえでオススメの本なのですが、残念なことに絶版のようです。手に入れるには中古本を買うしかない。
 で、1年ほど前でしょうか、この本の中古本の値段を見てみたら、なんと12,000円なんていう値段がついていて、たまげてしまいました。定価は1,470円なんですよ! プレミアがついちゃったんですね。 
 本日確認したところ、6,000円で出ていました。復刊すればいいのにな。

 と思っていたら、「復刊ドットコム・復刊リクエスト投票」なるサイト活動に、この本が挙げられていました。投票しちゃおうっと。
 www.fukkan.com/vote.php3?no=35561
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レイキとの出会い

2008-04-16 | 健康・整体
 同じマンションの3階にSさんという60歳の女性が住んでいました。やはり同じマンションに住む私の妹が、Sさんと同時期に理事会の役員をしていたことから、私もSさんを知り、交流が始まったのですが、彼女は何かにつけ夫を悪く言い、夫の愚痴をこぼしていました。
 誰かに聞いて欲しかったのだと思いますが、自宅で仕事をしているとインターホンが鳴り、「ちょっとお姉さん、聞いてくれる?」とたびたび私を呼びに来るようになりました。あまりに愚痴と後ろ向きな話ばかりだったので、いつからかそれが少し重荷になり、「ごめん、今、急ぎの原稿を書いてるの」などと言って応じてあげないこともありました。

 そのうちSさんのところに30代前半の身重の娘が、幼稚園に入る前の男の子を連れて出戻って来ました。その頃からだったのか、定かではありませんが、後で聞くところによると、Sさんがノイローゼ気味だったと言うのです。

 4年前の晩秋の夕方、Sさんの娘が「今、ばあちゃんがネコを連れて出て行ってしまったのだけど、知らないか」と訪ねて来ました。状況はよく分らなかったのですが、何やら切羽詰った様子だったので、私は妹の運転する車でSさんをあちこち探し回りました。けれど、その日Sさんの行方は分からずじまいでした。

 翌日、警察から連絡があり、Sさんが自宅から比較的近い場所の道端で亡くなっていたことが分りました。コンビニで買った焼酎と処方されていた精神安定剤を多量に飲んでの自殺でした。
 マンションのほかの住人には伏せたいという遺族の意向もあり、蔡場でのお通夜に出席したのは私の妹夫婦と私のほか、以前住んでいた場所で故意にしていた一家族だけで、Sさんの兄弟、親族は誰一人として姿を見せませんでした。
 Sさんの息子曰く「いや~、人間って呆気ないですね。」娘曰く「これでよかったんですよね。」
 一体、何がよかったのか私には分からず、答える術がありませんでした。

 それから、どれくらい経った頃だったでしょうか。私の元にSさんがやって来るのが見えたのです。思い悩んでいる様子で、私のほうに来てはまた踵を返し、あっちへ行こうとする。ですが、また悩みつつこちらへ来るというSさんが見えました。Sさんは残った娘のことが心配なのだなと思いました。
 だから私は「Sさん、大丈夫だよ、心配しなくても。あなたはちゃんと成仏しなくちゃ」と心の中で声をかけたのですが、どうも納得できないようでした。私がいつも犬たちとくつろぐ部屋は、何かざわざわした感じが続きました。

 このざわざわした感じ、分かるでしょうか。
 かつて仕事で、よくカヌーの川旅をしていました。夜はもちろん河原で天幕生活です。テントを張る際、万が一の増水に備え、川面からの距離を考慮したうえで、寝心地のいい玉砂利の地面を選ぶのですが、条件はよくでも、何かイヤ~な感じがする場所があるものです。
 あるときもテントサイトを探していると、何やら周辺が、澱んでいるのに落ち着かない雰囲気だったので、私が「ここ、何かイヤな感じがしない?」と旅の相棒に言うと、「何かいる、もののけがいるって感じがするよ。何かあった場所だね」などと言う。
 そういう場所のざわざわ感、そんな感じが私の部屋でしていたのです。

 そんなとき、ブックデザイナーのゼンチャンに会う機会があり、そのSさんの話をしたら、「それならこの霊符をあげましょう。裏にその人の名前を書いて水に流すと、供養になるそうですよ」と言って、一枚の霊符をくれたのです。
 長年霊符の研究をしている、あるお坊様から譲ってもらったらしいのですが、そのときはその霊符がどんなものなのか、ゼンチャン自身それほど詳しくなく、私もよく分らないけど、それでSさんが少しでも楽になればよいと思ってもらって帰りました。

 帰宅して、その霊符を封筒から出した途端、まあ、びっくり! 一気に霧が晴れるように、部屋の中が澄んでいくのが分りました。ざわざわ感が一気に解消され、まさに浄化されたという感じだったのです。
 あまりに驚いた私は、すぐにゼンチャンに「一体これはどういうものなのか」と問い合わの電話を入れたほどです。翌日、Sさんの名前が書かれた霊符を、祈りをこめて川に流しました。
 そして、その霊符を書いている方についてインターネットで調べたのでした。
 すると、そのお坊様が霊符の普及だけでなく、カイロプラクティックとレイキによる治療院を開設していること、またレイキ・ティーチャーとしてセミナーも開講していることが分りました。
 これが私とレイキの出会いでした。
 「レイキって、何?」。それからレイキが何なのかを調べ始め、結果的にはレイキを学ぶことになったのでした。
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