小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

選ばれたのだから

2008-04-17 | 犬&猫との暮らし
 懐かしい写真。ペットショップから買い取った頃のクリです。

 私がレイキやアニマル・コミュニケーションの勉強をしたのも、犬たちが常に健やかでいられるよう、手を尽くしたかったからにほかなりません。もしクリがてんかん発作や神経過敏症を持っていなかったら、ここまで勉強したかどうか分りませんが。
 持病のある子どもを持つ親は、多分その病気について一生懸命調べるでしょうし、少しでもその病気に有効だと聞けば、労を惜しまず試すことでしょう。犬や猫の飼い主の場合も同様です。

 以前住んでいた家は敷地面積の狭い戸建てだったので、階段の幅も狭かった。その2階の踊り場でてんかんの発作を起こしたクリが、身体を支えきれずに硬直したまま階下に落下していく光景を、私は今でも忘れられません。

 ほんの一瞬だったはずなのに、私の記憶にあるそれはコマ送りのスローモーションで、耳の奥にはまだ自分自身の絶叫がこだましています。
 クリにどこもケガがありませんでしたが、ショックで少し脱糞し、落ちた後もまだケイレンしていました。


初めて遠出した時のクリ

 私は自分の意思でクリを買い取ったのですが、今は、私は見込まれて、この命を与えられたのだと思っています。私は天に選ばれてクリの飼い主になったのだから、できる限りのことはしなくてはいけないと思っています。それはクリに限らず、トチに対しても、ブナに対しても同じ。恐らく私が関わるすべての人に対しても…。

 犬たちを通して学んだ(現在進行形ですが)さまざまなことは、つまりは自分は何をしたいのか、自分はどう生きたいのかを常に問いただすことにつながっています。
コメント (1)
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