ブナとクリを連れて歩いていたら、いつも声をかけてくれる近くの電設商社の人が、ブナの大腿部辺りを指差して、「ゴミがついてるよ」と教えてくれました。
ゴミ? あっ、これ、ゴミじゃないってば。「ゴミじゃないんですよ。なんかイボみたなヤツらしいんです」と言いながら、ブナのそれをピローンと引っ張る私。
その人曰く「なんか、バアサンのしおれた乳首みたいだねえ。アハハ」。実は私も常々そう思っていたのです。口には出さなかったけど。
ブナのそれはだんだん大きく、というより、長く伸びてきたような。でも、ブナのより気になっているのが、クリの左前肢の肘にある、また大きくなった出来物です。少しずつぶよぶよと増殖している感じが、なんとも不気味です。
そのうえ、最近クリは何かの拍子に「キャン」と鳴く。明らかに「痛!」という鳴き方なのです。びっこを引くわけじゃないし、あちこち触って確認しても、いっこうにどこが痛いのか分からず、すっきりしません。
近々クリはワクチン接種に行かなくてはいけないので、その折、忘れずに「増殖するぶよっとしたイボ」と「キャンの原因」を確かめてもらおうっと。
犬も高齢になると、人間同様あちこちいろいろ問題が出てきますわね。