小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

トチ、再びダウン

2009-12-26 | 犬&猫との暮らし

 22日、いよいよトチが寝たきりになってしまうのかという状況から復活したというのに、今日、河川敷のグランドで遊ばせて戻ると、車の中でへたり込んでおり、自分では動けない状態になっていました。1人で抱きかかえて何とか降ろしたものの、エントランス前の道路にくず折れてしまいました。

 とうとうドッグキャリーの出番とばかりに、キャリーを取り出し、さっそく装着させ始めたのですが、へたり込んでいる大型犬に装着するのはかなり難儀で、何とか付けて抱え上げたものの、トチは首が苦しいのが「ウゲ」となっている。

 「こりゃ、ダメだ」と降ろしたところへ、電話で緊急出動を依頼していた妹が駆けつけてくれ、結局2人で抱えて部屋まで戻ったのでした。ドッグキャリーは何本ものベルトに四肢をうまい具合に通さなくてはならず、全身マヒ状態でへたり込んでいる犬には、容易に装着できない気がします。

 今、トチは犬布団に横たわり、寝息を立てています。朝、久々のグランドでビスケットを投げてくれとせがむので、数回ビスケット投げをして、走らせたのがいけなかったのかも。

 今朝はグランドで自由にさせたあと、ブナにもクリにも少しボール遊びをさせました。トチもビスケット投げをせがんだので、2~3回投げてやりました。が、首もかしげたままなので、もうちゃんとビスケットを目で追えず、ずいぶん探しまわっていたのでした。確実に老い、さまざまな機能も低下したのだと思います。

 それだけでなく、乳腺ガンや悪性腫瘍が転移・再発してしまったのか…。

 確実に年を取り、体力が低下するのはこっちも同じで、トチを車から降ろしたり、キャリーで吊り下げたり、抱えたり、体位変換させたり、そのときは夢中だから無理な姿勢でもいとわずやっていましたが、今、腰が「痛たたた」となっています。

 へたり込んだままでは獣医さんにも連れていけないので、介護カートが必要かと思い、インターネットでいろいろリサーチ。注文するのも、もう立ち上がれないことを前提にしているみたいでイヤだし、注文するのが遅くなって、せっかく注文したのに間に合わなかったなどというのもイヤだし…、ううむ。

 獣医さんに連れて行くにしろ、和光の先生に「あと何年も生きないのだから」などと言われたら切ないし、検査するにしてもハンナの飼い主さんが勧めてくれた笹塚動物病院まで行ってみようかといろいろ迷っているところです。ううむ。

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トチ、ダウン

2009-12-26 | 犬&猫との暮らし
 黒ラブの子犬を保護した日は、朝トチがへたり込んでいたので、散歩に連れて行きませんでした。それから回復したのだけど、22日の夜、再び似たような、というか、それより重篤な感じでへたってしまいました。

 自分の布団から起き出して、よたよたとトイレの部屋に向かう途中で、「ウウン」と唸っていきなりしゃがんでウンチをしてしまったのを目撃。「ややや、おかしい!」と思っている間に、ベターっと倒れ込んでしまったのです。駆け寄ってすぐに排泄物を始末し、トチを抱き起して布団に運びましたが、四肢に力が入らない様子でした。

 「抱き起して、運びました」と書くのは簡単ですが、抱き起こすのも「よっこらせ!」であり、布団に運ぶのも「よいしょ、よいしょ」とひと仕事。

 それからかなり荒い息が続き、目は開いたまま。いつもは無関心なブナがトチにぴったり寄り添ったりするものだから、ただならぬ様子に思え、トチがこのまま死んでしまうのではないかと思いました。

 19日から取材と打ち合わせの予定が毎日びっしり入っており、トチが具合が悪くなった翌日23日は祝日でしたが、取材で朝から小諸に出かけなくてはなりません。

 22日の夜は寝たきり状態になってしまったトチの横に寝袋を敷き、そばで休むこと。

    

 幸い朝には回復し、家の周辺をゆっくり散歩し、排泄もちゃんとできたのですが、心配だったので不在中、一日何度かトチの様子を見てくれるよう、妹に頼みました。

 妹が「連絡してもアナタはすぐには帰れない所にいるからなあ」と不安そうだったので、「何かあってもトチに寄りそっていてくれればいい。あとはトチに任せる。トチの命だから」と言って、取材に出ました。

 取材先に「トチは息災です」と妹からメールがあり、少し安心。帰宅後もトチは今までどおりに過ごしていました。

 これからこういうことがだんだん多くなっていくのでしょう。歩けなくなったときにどうすればいいか、どうしてあげられるか、考えておかなくてはなりません。
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