22日、いよいよトチが寝たきりになってしまうのかという状況から復活したというのに、今日、河川敷のグランドで遊ばせて戻ると、車の中でへたり込んでおり、自分では動けない状態になっていました。1人で抱きかかえて何とか降ろしたものの、エントランス前の道路にくず折れてしまいました。
とうとうドッグキャリーの出番とばかりに、キャリーを取り出し、さっそく装着させ始めたのですが、へたり込んでいる大型犬に装着するのはかなり難儀で、何とか付けて抱え上げたものの、トチは首が苦しいのが「ウゲ」となっている。
「こりゃ、ダメだ」と降ろしたところへ、電話で緊急出動を依頼していた妹が駆けつけてくれ、結局2人で抱えて部屋まで戻ったのでした。ドッグキャリーは何本ものベルトに四肢をうまい具合に通さなくてはならず、全身マヒ状態でへたり込んでいる犬には、容易に装着できない気がします。
今、トチは犬布団に横たわり、寝息を立てています。朝、久々のグランドでビスケットを投げてくれとせがむので、数回ビスケット投げをして、走らせたのがいけなかったのかも。
今朝はグランドで自由にさせたあと、ブナにもクリにも少しボール遊びをさせました。トチもビスケット投げをせがんだので、2~3回投げてやりました。が、首もかしげたままなので、もうちゃんとビスケットを目で追えず、ずいぶん探しまわっていたのでした。確実に老い、さまざまな機能も低下したのだと思います。
それだけでなく、乳腺ガンや悪性腫瘍が転移・再発してしまったのか…。
確実に年を取り、体力が低下するのはこっちも同じで、トチを車から降ろしたり、キャリーで吊り下げたり、抱えたり、体位変換させたり、そのときは夢中だから無理な姿勢でもいとわずやっていましたが、今、腰が「痛たたた」となっています。
へたり込んだままでは獣医さんにも連れていけないので、介護カートが必要かと思い、インターネットでいろいろリサーチ。注文するのも、もう立ち上がれないことを前提にしているみたいでイヤだし、注文するのが遅くなって、せっかく注文したのに間に合わなかったなどというのもイヤだし…、ううむ。
獣医さんに連れて行くにしろ、和光の先生に「あと何年も生きないのだから」などと言われたら切ないし、検査するにしてもハンナの飼い主さんが勧めてくれた笹塚動物病院まで行ってみようかといろいろ迷っているところです。ううむ。