小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ちっともスピーディーじゃなかった

2011-05-03 | つぶやき

 5月に入って、「SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測システム)」の試算結果約5000枚が政府によって隠されていたことが判明した。

 原子炉建屋が水素爆発した直後から、どんな放射性物質がどれくらい、どっちの方向に拡散するか予測できたのに、周辺の自治体や住民たちに伏せられていたわけですね。チェルノブイリと変わらないじゃないですか。

 放射性物質の拡散予測がどんなにスピーディーに出されていても、公表されないのではまったく意味ない。何のための予測なのか。110億円以上の開発費をかけて、役立てもしないものを作ったわけ?

 細野首相補佐官は「公開しなかったのは市民に不安を与え、パニックが起きるのを恐れたため」と釈明しているけど、何も知らずに高濃度の放射性物質を浴びたり、吸い込んだりした子どもや若い女性もいたのではないかなあ。ひどい話である。
 何十年後かにそういう人たちに放射性物質による影響が出ても「知らぬ存ぜぬ」を決め込むのかなあ。

「パニック、パニック」と言うけれど、政府や官僚たちはどういうパニックが起きると思っているのか、どうなることを想像して発表しなかったのか、具体的に説明してほしい。

 過去の天気予報を見せられても明日に活かせないのと同じで、そんなデータを今頃公開して、どうしろといいうのかなあ。

 今でも変わらずに放射性物質が放出され、海にも流れ出ているというのに、何百キロと離れていない海で獲れる魚介類を子どもたちにも「食べろ、食べろ」と勧める県知事もいる。あなたはもう年配者だからいいかもしれないけど、せめて子どもたちは守ってあげようよ。

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クリ、12歳に

2011-05-03 | 犬&猫との暮らし


           

 5月2日、クリが12歳になった。
 土手道でリードを解いてやると、うれしそうに前へ前へとズンズン歩いて行ってしまうクリが、気がつくといつの間にか後ろからゆっくり付いてくることが多くなった。

 それでも散歩に行くとなるとワラワラと喜び、走りまわる。足腰が弱くなったので、はしゃいで走りまわってこけたりする。
 小さくて、いつまでも子どもっぽく見えるのだけど、クリの眉毛、白くなったなあ。不似合いで笑ってしまう。

 黒ラブのメスとオスでは、早く白髪になる場所が違うように思う。オスは早い時期から鼠径部に白髪が目立つようになる。黒ラブのオスを飼っている友人が「おなかの脇の毛(鼠径部)が白くなるのが早かった」と言ったのを聞いて、やはりそうなのか、と思った。メスのトチやブナはそんなこと、なかったもの。口の周りから白くなった。

 誕生日の記念にそれぞれの写真を撮ってきたけれど、黒ラブは顔中黒いので、目のふちが際立たないせいか、目が小さく見える。実際にイエローのラブより目が小さいのか、小さく見えるだけなのか分からないけれど、イエローのラブに比べて損だなあと思う。

              

             

 上はクリ(左)とブナ(右)だけど黒い塊にしか見えない。下はもうすぐ四十九日を迎えるノエル。クリとブナがノエルと同じポーズで写真に写っていても、やはりこんなに可愛く撮れないだろうと思う。損だなあ。
 でもまあ、見た目はイマイチでも、飼い主の私が充分彼らの良さを分かっているからいいことにしておくか。

 今年に入ってクリは一度もてんかんの発作を起こしていない。いい調子、いい調子。クリ、ブナ、このまま健やかに長生きしておくれ。

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