兄から、彼のボランティアを応援してくれた仲間たちに向けて、宮城県岩沼市にボランティアに行ったときの報告が届いた。兄がゴールデンウィーク後、ボランティアが減少する頃を見計らって行くと言っていたので、同行できない私は前もって、防塵マスクやゴーグルほか、備品を送ってあげていた。
私が行った岩沼市の災害ボランティアセンターは、当初より県外のボランティアを受け入れているところです。そのため、住民よりのリクエストへの参加ボランティアのマッチングや機材や人員の配送もかなり手慣れてきている感じがしました。
ゴーグル、手袋、マスク、長靴や釘などの踏み抜き防止中敷きなどもろもろ用意していったのですが、長靴やマスク、ゴーグルなど貸し出し用もありました。
全国から夜行バスや車でボランティアが来てましたが、体力に自信のない私は息子とで新幹線で行きましたが、丁度始まったボランティア切符で帰りは5000円で帰ってこれました。
私たちの作業は津波で流れ込んだ土砂のかき出しで、午前中2時間、午後も2時間程度でした。他にも仮設住宅への物資の運搬などの作業がありました。
午後にある家の庭の土砂の片付けをしているときに、その家の者でない人たちの家族のアルバムや結婚写真などを見付けて、まだ被災地の復興が進んでいないことを改めて感じ
ました。
たまたまその日は、JpSartの理事の岐阜のODSSの北川さん達が、モンベルのアウトドア義援隊と立ち上げた登米市のRQ災害支援センターのボタランティアとして、気仙沼で炊き出しに行っていたようです。総勢28名で岐阜から車で行ったはずです。
彼らは各県の社会福祉協議会の災害ボランティアセンターや消防団とは別に、大きな災害地の外れで取り残されて困っている被災者を探して支援をしているとのこと。
家が全壊したり、まったく住めなくなった場合などでなくても、津波が床上まで浸水し、保険の適用を受けることもできない程度だったり、掃除したり、お金や手をかければ、なんとかその家に住めるのだけど、お金も人手もなく困っている高齢の被災者などもたくさんいて、そういった人たちのニーズに災害ボランティアの活躍するシーンが多いと感じました。
私たちも昨日は釜石と南三陸町へ行ってみましたが、ピースボートやその他のボランティア達の作業も、そういう方向へ変わってきつつあるようです。
今回の収穫は、以前仕事でお世話になっった仙台以南の地区にほんのちょっとだけ災害支援のお手伝いができたかもしれないことと、12歳の息子が大人に混じった作業で少しも大人に劣らずやりぬいたことと(かなりきつかったようですが)、体はあちこち痛くなってますが、久々の肉体労働でまだ行けそうに感じられたことでした。
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甥っ子はとても貴重な経験をしたと思う。
もちろん報道もされているけれど、見せてもらった何枚かの写真を見る限り、がれきの撤去や片づけにはまだまだ時間がかかりそうだ。兄も長期的にボランティアの手が必要だと感じたそうで、また少しでも役立ちたいと言っていた。
運動不足解消と省エネのために勢い注文してしまったのが、「自分の足で漕いで充電できちゃう! まわしたエネルギーを充電バッテリーに貯められる」と謳われていたマリン商事の「充電丸」という充電機。
ペダルを毎分45~90回転のスピードで漕ぐと、8~10時間の運動で約100W/1時間分充電。フル充電するとLED5灯で72時間、9灯で40時間のエネルギーが得られるそうだ。
充電丸で充電した電気は、携帯電話、CDプレーヤー、ipod、MP3、デジカメ、ノートパソコンなど、100W以下の電化製品に使用できる。 価格は9800円。
6月発送予定だそうだ。届いたらせっせと漕ぎ漕ぎして充電に励みます。
もうひとつは、歩行が怪しいブナのために「Doctor's Advice PEPPY(ペピイ)」の通販で、昨日注文した補助ハーネス。
「ペピイ」カタログより
私にとっては必須条件ではないけれど、一応「抗菌防臭」と謳われていた。ブナの胴周りや首周りを図って合ったサイズをオーダー。ちなみに価格は4800円。