小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

3匹荒野をいく

2008-04-09 | 犬&猫との暮らし
 町中を歩く時には電信柱や道端の匂いを嗅いだり、マーキングも禁止。私が「いいよ」という植え込みなどでなければ、オシッコもさせないようにしてきました。なんたって、ラブの大きさともなればオシッコも大量ですから、コンクリートの道にされた日には、もう…。
 なので、トイレはうちでするのが原則です。

 ですが、土手道を歩く時は、クンクンOK、どこにオシッコかけてもOK。

 3頭は車両通行止めの土手道を、私の前になり後ろになりしながら歩きます。かつては草ぼうぼうの土の道だったのですが、6~7年前に舗装されて道幅も広くなり、雨上がりでも快適、快適。

 ただ、みみずやかたつむりにとっては、舗装路は地獄でしょうね。土手道の真ん中でひからびているのを見かけると、本当に気の毒になります。
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ひとりひとりの命について

2008-04-06 | 
 帆翔43号に掲載した作品。優太というのは、3年生になる私の甥っこです。すべての人が自分以外の人の存在にきちっと向き合えるよう、そして、理不尽に命が奪われることのない世の中を願い、祈りをこめて書いた作品です。


ひとりひとりの命について 
         ― 親愛なる優太へ
                           
ぼくには名前がある
呼びかけてもらうために
ぼくがぼくであるためには
だれかがいてくれなくては困るんだ

もし地球上にぼくしかいなかったら
たぶん「ぼく」という言い方もないだろう
名前だって必要ない
だってだれもいないのだもの
「ぼくがさ」なんて言っても
話を聞いてくれる相手がいないのだから

ぼくは
おとうさんがすき
おかあさんがすき
ともだちがすき
でもきらいな人もいる
すきという気持ちを知っているから
きらいという気持ちが生まれてくる
だとしたら
ぼくがきらいな人も
ぼくにとって大切な存在なのかもしれない

ぼくには名前がある
呼びかけてもらうために
みんなのなかで生きているから

みんながみんなこの世に必要だから
名前をもって生まれてきた
だから
だれひとりとして
傷つけられてはいけないのだ
まして命を奪われるなどということは
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帆翔の会について

2008-04-06 | 
 詩誌『帆翔』は15年近く続いている同人誌です。前身は村田晴雄氏が主宰していた『離陸』。村田さんは横浜詩人会の方だったと思います。
 私は『女の詩人たち』にいた頃、誘われて途中から『離陸』に入会しました。作品の質はどうあれ、中学生の時から詩を書いていたので、詩歴だけは長い私…。
 村田さんが逝去し、後を引き継いだ岩井昭児さんが名称も新たに『帆翔』とし、今日まで続いています。

 岩井さんは昨年度まで小学館OB会の会長を勤めていた方。小学館在職中は敏腕編集者だったようで、まあ、博学なこと! こちらも横浜詩人会だったかしら。絵の才能もおありで、『帆翔』のカバーはいつも岩井さんの絵で飾られます。

 岩井さんのほか主要なメンバーには、時代小説家の赤木駿介さん。若い頃は競馬評論の方で名を馳せ、競馬解説者としてテレビにもずい分お出になっていたそうで、競馬関係の書籍も多いのですが、その後、時代小説に転向されました。
 赤木さんの作品は 『榎本武揚』『天下を汝に―戦国外交の雄・今川氏真』『エドウィン・ダンの生涯』『わが旅はわが心のままに』『南蛮馬 春砂』『長崎犯科帳異聞』『春潮記』『 独眼竜の涙』、最近の超大作『石川五右衛門』などなど、とても書ききれません。
 赤木さんは詩は書かれませんが、時代小説を寄稿してくれています。岩井さんと旧知で、会の居心地がいいのか、『帆翔』になってから長いお付き合いです。

 女性では茅ケ崎在住の女流詩人、坂本絢世さん。『風の中のできごと』『結露の風景』といった優れた詩集を編んだ方です。楚々とした淑女で、私のようながさつ者とよくお付き合いくださっていると思います。

 遠くは福山市に、広島県詩人協会の幹事も務め、詩集数も多い荒木忠男さんがいます。なかなかお会いする機会はないのですが。

 私は皆さんの娘のような年なのですが、ジェネレーション・ギャップもなく、多岐に渡る話題が出る同人会はとても楽しい! 学ぶところが多いです。

 10年以上前、同人で郡上八幡に出かけた際、連れて行ったトチを赤木さんがたいそう気に入ってくれ、それからは「トチは元気? トチはどうしてる?」と何かと気遣ってくれます。

 年輩の方が多いので、亡くなられた方、お辞めになった方もいて、同人は減りましたが、岩井さんが続けるという間はずっと仲間でいたいと思っています。
  
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お散歩仲間のバウ

2008-04-06 | 犬&猫との暮らし
 バウは6歳のオス。すごくエネルギッシュで疲れ知らず。ディスクが上手で、バウの見事なキャッチを見るたびに、こちらは羨ましく思いながら、ただただ拍手喝采です。穏やかで(ボールを巡って、ときどき急にガオガオすることがありますが)、私にも大変懐いてくれています。

 私のことを、どうも遊んでくれるオバさんだと思っているらしく、飼い主さんとボール投げやディスクをやっている最中でも、私のところにボールやディスクを持ってきて、「投げてくれろ」という顔をして、ドロップします。

 すぐに自主休憩するブナや、持来の途中になぜか考え込んで立ち止まったまま、なかなか戻って来ないクリ、もはやボール遊びには興味も示さないトチを相手にしている私としても、バウが機敏に持来をし、どんなに遠くに投げてもダッシュで取りに行く爽快感に魅せられて、ついお相手をしてしまう。
            

ディスクをくわえているのがバウ、後ろから来るのはブナ

 バウのパワフルさについて行けずに、投げ疲れてゼエゼエしている私は、「バウ、持って来る相手が違うと思うんだけど…」と弱音を吐くのですが、バウは口の脇からヨダレを垂らしつつ、「何が?」という顔で見上げます。

 バウがグランドに先に来て遊んでいても、私と3頭を見つけると、グランドから土手道まで迎えに来てくれます。知らぬ間に来ていて、1頭増えていることに驚くこともしばしば…。何をやっても「憎めないヤツ」って感じです。

 うちの3頭ももっと一緒になって走ってくれればいいのにな。歳だからということではなく、幼犬の頃からほかの犬とあまり遊ばせていなかったので、一緒に走り回るということに興味がないみたいです。
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『教室はまちがうところだ』

2008-04-05 | 
 埼玉県の志木・新座・朝霞・和光4市で購読されている読売新聞に、毎月5日に折り込まれる「スマイルよみうり」という地域情報紙があります。
 この地域情報紙の読者には子供がいるお母さんが多いのだそうです。朝霞市などは少子化とは無縁のようで、就学児童の数も多い。そこで紙面をリニューアルしたこの4月から、児童書を紹介する欄が設けられたのです。 
 
 その児童書評欄を私が担当することになりました。400字にも満たない文量なので、毎回突っ込んだ紹介はできませんが、4月号は子どもの未来社発行の詩の絵本『教室はまちがうところだ』を紹介しました。この詩の絵本、9万部のベストセラーだそうですよ。
 以下、掲載文ですが、特に先生方に読んで頂きたい本です。

『教室はまちがうところだ』
蒔田晋治・作/長谷川知子・絵/子どもの未来社 1,575円

 間違えて赤面したこと、失敗して悔んだこと、だれにでもひとつやふたつ、そんな経験があることだろう。この詩の絵本には、それを恐れずに自分を発現しようよというエールが詰まっている。
 40年にわたる教師生活を送り、教室はのびのびと自分を表現できる場であってほしいという作者の願いが、まっすぐに伝わる秀逸な作品だ。「まちがうことがなぜわるい まちがってることわかればよ 人が言おうが言うまいが おらあ自分であらためる」。何ともグッとくるセンテンスである。
 この気づきこそ、子どもたちの成長の一歩であり、その気づきを待つゆとりこそ、親御さんや先生方に求められていることではないだろうか。社会が大人にとっての教室だとすれば、この詩は社会人一年生にとっても、心の処方箋になるものと思う。子どもたちと一緒に、大きな声で音読してほしい一冊である。
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お散歩仲間のラブちゃん

2008-04-05 | 犬&猫との暮らし
 休日になると、ときどき会うラブちゃん。今日久しぶりに会ったのですが、グランドに私たちを見つけて一目散に走り始めた瞬間、お父さんが「ラブ、待て!座れ」と声をかけると、ピタッと止まり、シャキッとお座り。微動だにせず、ちゃんと座ってこちらを見ていました。

 感動的でした。

 なんたって1~2歳のときのラブちゃんは、招呼の声も制止の声もどこ吹く風で、野球場が4面取れる広いグランドを縦横無尽に突っ走り、お母さんを困らせていたのですから。見ている私の方が「つかまるだろうか…」とハラハラしながら、グランドを後にしたことも多々ありました。

 初めのころは、ラブちゃんのお母さんがあまりにも愛らしい感じだったので、高校生くらいにしか見えず、多分ラブちゃんは彼女を下に見ていて、言うことを聞かないのかしらと思っていたくらい。

 しばらくして優しく頼もしそうな男性と2人でラブちゃんの散歩に来たので、ラブちゃんを連れてくる女性が高校生ではなく、れっきとした(?)ラブちゃんのボスで、ご夫婦でラブちゃんを可愛がっていることを知ったのでした。

 本当に、ハラハラドキドキさせられるラブちゃんの突っ走りぶりだったのです。だから、久しぶりに会ったラブちゃんの凛とした態度に驚いてしまいました。

 ラブちゃんは4歳。仔犬の時、ラブラドールだといって譲られたそうです。確かにイエローラブの色と毛並みです。ところが、やがて垂れていた耳が立ち、体型的にもスリムに成長していきます。ご主人曰く「ラブラドールとのミックスのようです」。
 
 まっ、飼い始めたら犬種がなんであれ、可愛いし、おもしろい! 
 うちの中で飼っていれば、いろいろなものが壊され、すべてが悪戯の対象になり、落ち着くまではそりゃもう、怒りやら、嘆きやら、うんざりやら、ありとあらゆる感情を発現させてくれるわけですが、落ち着いてきて、あまりベタベタしてくれなくなったら、それはそれで淋しく思ったり…。

 大人になって、ラブちゃんがあまりベタベタしなくなったので、ラブちゃんのお母さんなど、大人になっても相変わらず幼稚でベタベタするブナをたいそう気に入ってくれ、グランドではいつもベタベタしてくれます。
 私としては、調子に乗ってベタベタ、ごろごろ、ワシワシするブナに、赤面…なのですが。

 ラブちゃんはグレイハウンドやピンシャーのようにすばしっこくて、ラブちゃんが走り出したら、うちの3頭はだれ一人として追いつくことができません。なので、みなが戯れている写真を撮りたかったのに、結局、ひとっ走りを終えて休憩中のラブちゃんしか、写メに収められませんでした。

 今度はみんなで遊んでいるところを、ぜひ写真に収めたいなあ。

 
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ブナ、なぜ「ごろごろ」する?

2008-04-04 | 犬&猫との暮らし
 ブナはボール遊びをしていても、最近すぐに自主休憩を取り、なぜか必ず「ごろごろ」するようになりました。
 昨年夏、左足で軽くびっこをひいたので、獣医さんに連れて行くと股関節を痛めている様子とのこと。
 それから関節によいというサプリメントを飲ませ、ボール遊びも無理にさせず、自主休憩するがままにしているのですが、休憩中にするこの「ごろごろ」はどうよ…。
 しどけない…。
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不法投棄除け

2008-04-04 | つぶやき
 犬たちの散歩に行くのは荒川の河川敷ですが、その手前に流れる新河岸川を渡って行きます。
 河川敷へ続く道は、特に車通りも人通りも激しくないため、人の目が届かないせいか、不法投棄がものすごく多い。
 近くに粗大ゴミなども受け入れてくれる和光市の清掃センターがあるのに、不法投棄する人は「そんなの関係ねえ」なんですね。
 
 ベッドや掃除機といった家庭用品…、市の清掃職員とのいたちごっこが続いていたある日、ふと道端に見つけた手づくりの、あまり重みのにない感じの鳥居…。
 ここはよく不法投棄されている場所なんです。まさか神様の前にゴミを捨てまいという希望的観測と神様のバチが当たるぞという警告? 
 
 確かにしばらく投棄はないけれど、それって鳥居の効力かしら…。
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暖かくなると

2008-04-04 | 犬&猫との暮らし
 今日は朝から暖かかったので、3頭ともすぐにハアハアしていました(右からブナ、クリ、トチ)。
 暖かくなると、車内で待たせるのも気を使います。犬たちにとっては冬の方が過ごしやすいのかもしれません。すぐに布団に入ってくるけれど…。
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ああ、なんか忙しかった…

2008-04-03 | つぶやき
 某旅行会社の歴史街道歩きの会報の原稿やら、互助会系の会社の広報誌の原稿やらに追われていて、何だか忙しかった。

 犬たちと毎朝行く土手道付近の桜が満開でとても美しく、「ああ、きれい」とはいうものの、何となく気ぜわしく散歩を終える感じでした。

 母が先週の日曜日から泊まっており、もう長く母と暮らしを共にしていないので、他人行儀のような、そうでないような…。
ここだけの話ですが、母は父とケンカして家出してきたのでした。明日帰るとのこと。やれやれ、です。

 仕事もそれら諸事情もひと段落。夜は牛タンを肴に一杯やるかな。少し前まで関わっていたクライアントの担当者の方が、旅先の仙台からに送ってくださったそれが先ほど届き、こりゃあ頑張って仕事を終わらせねば!と、気合を入れたのでした。
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