tomkob写真館

身近な風景写真が中心のブログです。ぼちぼち更新していきます。

木曽三川公園へ

2007年10月06日 01時56分39秒 | デジカメ写真
名古屋へ行った帰り道。
長良川を渡っている途中。

木曽三川公園のタワーが見えている。
名古屋は晴れてたけど、この辺りに来ると雲が空を覆っていた。

でも、雲は全天を覆う程の勢いが無かったようだ。所々雲の切れ間から、いわゆる「天使の階段」と呼ばれる光条が地上を照らしているのが見えた。

そろそろこの辺りにもお出ましかな、暖かい日差し共に舞い降りて欲しいものだ。




「手紙」を読んだ

2007年10月06日 01時33分00秒 | テキスト日記
 ズシンと来る小説でした。犯罪者の家族という、主人公のような状況に身を置いた事がないので、きっと大変なんだろうと漠然と思う事は出来ても、それ以上の思考は無かった。
 この小説の中で主人公が勤めた家電会社の社長の言葉が印象に残っている。「犯罪を犯そうとする者が思いとどまるように、犯罪を犯せば自らだけでなく、その責めは家族やその子孫にまで及ぶ事を思い知らせる為にも、我々は犯罪者の肉親を差別しなければならない。」「会社として個人に求めるのは能力も重要だが、それ以上に社会性が重要だ。」「君は社会性を失った状態だが、これは君の努力により取り戻す事ができる」と、だいたいこんな事を言ってた。人と人との繋がりの中で構成される社会を考える上ではこれは妥当な思考なのだと思う。
 私はこの思考は犯罪だけではなく戦争を考える上でも重要だろうと思う。例えば日本とアジアの国々との関係を考えた時、きっと正解は無いのかもしれないが、主人公の行動を辿ればなすべき事は見えてくるような気がする。