心地よさ
2023-09-08 | 日記
以前の私はちょっと細かく、気も利くので
周りにも気を使わせてしまっていた部分もあったと思う。
また、それが悪いことだと気づかなかった。
色々な人を見ていくうちに
それがいいことでないと気づき少しづつ変えるようにしてきた。
自分が細かいだけならまだしも、
人の大雑把さやだらしなさにもよく気づいて
自分自身が気持ちよくいられなくなってしまうのだ。
それだけならまだしも、相手にだって気を遣ってしまう。
気づいても気にならなくなって、
変によく見せようとしたり、飾って見せることもしなくなった。
構えなくなり、ある意味大雑把になっていると思う。
それでいいと思っている。
きっちりきっちりやると、相手も気にしないといけなくなり
リラックスできないものだ。
昔、知り合いの家に行ったとき
きっちりお掃除がされ、お料理も上手で
何より家がソファーからカーペットまで全て
真っ白すぎてとても気を遣った。
出しっぱなしのものもなく
シミひとつなく、全てがピカピカで完璧過ぎて
汚してしまわないかと気が気でなかった。
ある程度の抜けが相手に気を遣わせないことでもあると感じた。
気が利く、気が付くことを
明らかに表面に出し過ぎるのはいいことではないと私は思っている。
ある程度の大らかさは相手に安心感、安らぎを与えるものだ。