人はみんな自分で気づかないうちに傲慢になったり卑屈になったり
謙虚になったり明るくなったり暗くもなる。
いつも同じというできた人ばかりでないのが世の中だ。
人もそうだし、自分もそうだ。
そうやっていきながらどうあろうかと考えたり見えてきたりする。
人はさまざまな顔を持っているけれど
それが定まるまで時間がかかるのかもしれないし
大きく変化し本来の顔へとなっていくような気がする。
自分が自分で認識している顔はもしかしたら
まだ本当はのっぺらぼうだったりする。
真実の顔が現れてくるのは自分がしっかり見ていかなくては見えない。
自分でありながら自分を客観的に見つめていると変化するものがある。
外に出るのが好きな人は社交的な人が多い。
今日もスーパーで見知らぬ人に話しかけられしばらく立ち話をしていた。
おしゃべりが好きな人はどこに行っても話が続けられて感心する。
私はおしゃべりかと言えばそうでもない。
本当に気心がしれた人としか打ち解けないけれど
一見、社交的そうに見えるのだろう。
だからよく話しかけられる。
人が好きだからなのか、話が好きだからなのか
よく話したいことが出てくるものだと思う。
共通の話題もないのにずっと話してられるのだすごい。
興味が外に向いているから話題があるのかな？
今日も、そんなことに感心するところから始まった朝だった。
つい、自分の至らないところやダメな部分に目がいき
それを変えないといけないと思ってしまう。
何度やっても挫折していることや
何度やろうとしても上手くやれていないこと
性格だってこれは変えようと思いつつ気づくとまた元に戻っていたり。。。
考えてみたら、どこかでそれら自体を手放し変えようとしないこともありだ。
挫折して進まないなら、できることは理想かもしれないけれど
本当に切羽詰まるほどの必要性はないのだから止める。
上手くいかないなら向いていないのだから止める。
性格も自分がダメだなと思っている部分も、それが自分でもあるのだから
その部分を違う言い方で表現しダメではなくほっておき注目しない。
丸ごと自分自身であることをOKだとする。
もっともっと、心地よく居ることを意識するだけでいいと。。。
何もできていないようでもOKだと自分が認めてしまえばいい。
先月骨を止めていた金具をとった時に
経過観察の医師との予約日が決まっていた。
２週間後くらいだったのだけれど、急患が入ったのでキャンセルの連絡が前日に入り
週明けの月曜日にまた予約日の調整をしようと言われ次の週に再度予約をした。
予約日の前日である昨日、再びキャンセルの連絡が。。。
なんと、医師がバケーションで不在になるので月曜日にまた予約日を決める連絡をしますと。。。
金具をとった後の傷や骨の状態のチェックもなしに１ヶ月以上ほっておかれ
それも、今回は前日にバケーションでキャンセル！？
患者の予約が入っているのに！？
さすがに呆れるし、自分の右手は正常な骨の位置や状態になっているのか不安が募る。
傷はもう仕方がないけれど、手術後とは言え今後に影響するのだから大事だ。
日本は病院も選べるし、医療体制など安心できるけれど
よりによって初めての大怪我で手術するのが
医療が整っていないような場所になるとは。。。
いい加減な場所での医療は怖い。
「どのように自分は在りたいのか？」
フッとそんなことを考えてみた。
なりたい自分と現実に自分ができることは違う。
無理して行うことは続かないし無理したことは反動も出る。
自分が心地よく在り自分らしくできることがいい。
なりたい自分を考えた時、単に理想で現実的でないことはダメだ。
なりたい自分はもしかしたら他人から見た目で考えているかもしれない。
それは少し違う。
周りから見た自分、周りと比べた立ち位置などで考えたら
本来の自分とはズレたものになってしまう。
たまには、静かにじっくり時間を使って
「本来、あろうとする自分」を思い出す時間をとってみよう。
自分を調整する時間は大事だ。
今年は突発的なことで強制的に身動きが取れない１年だった。
いつもとは完全に違った瞬間ばかりで考えさせられることが多かった。
自分の意識をそこにいる人、そこでやっていることに
もっともっと注意を向けることを学んだ。
自分が思っているより意識をむけていないことが多い。
大切な今というひと時を大事にしよう。
久しぶりに１時間ほどの朝の散歩をした。
怪我をしてからほぼ必要がない限り家の中から出ていないので
歩くことが激減し最近は腰の調子が悪くなってきた。
家の中でスクワットなどの運動はし始めていたけれど
やはり人間の基本の動作の歩くことは身体にとって不可欠な運動だ。
よく動いて、よく食べて、よく寝る。
その基本を日々気持ちよくできていたら心身ともにエネルギーが湧く。
あまり動かず、ダイエットばかりして睡眠不足が多ければ
エネルギーが小さくなって心身ともに不調が出てくる。
つい、あれこれ理屈をこねくり回してしまうけれど
基本のことをまずやってみると
いつの間にか身体のリズムが整ってきてエネルギーも高まる。
頭を使い過ぎるとネガティブな感情も湧きやすく
そんな自分に気づいたら、
一旦スイッチを切り替えて基本の行動をしてみるといい。
育った環境、親の考え方は子供に大きく影響する。
子供にとってそこは初めての集団となる場所だし一つの社会だ。
世の中に出ればより多様化をもたらしていく。
大人になり様々な考え方、ものの見方をしていくうちに
自分自身の見方も変化していく。
子供にとっては親であっても、単に一人の人間にしか過ぎず完璧ではない。
いくつになっても間違いもあれば、未熟でもある。
親であろうが子供であろうが自分を変えられるのは自分自身でしかない。
子供にとって親がいるように、親にも親がいて受け継がれるものがある。
でも、何か変えたいことがあるのなら自分が変えるしかない。
育った環境のせい、親のせい、社会のせい。。。
いつまでもそんなことのせいにし言い訳をしたり、
言い訳をゆるす環境を与えていては変わろうと思うはずはない。
家族であろうと、一人の人間の成長は個々の問題だ。
愛と甘やかしを区別できないまま
大人になっても常に問題が起こる人もいる。
幸せになるために沢山の機会が与えられ、
軌道修正できる機会もあるのに
誰かのせいにしていては変えることはできない。
出来ることは自分が変わることだけ。
自分の内面が自由でいるように、
他も自由な選択があるのだと認められれば違う見方ができるようになっていく。
その問題は誰のものか見極め必要のないものなら手放し
自分の問題を先に解決しよう。
人生は自分の取り組むべきことが沢山あるのだから。。。
今月やっと手のリハビリ施設が再開し、私も通うことができるようになった。
手術やリハビリが遅れていたので心配だったけれど
少しづつ動く幅が出てきている。
8月に骨折して動かなかったので肘下の筋肉が落ち形も変わっている。
ギブスはしていなかったけれど
あっという間に筋肉は落ちるものだと痛感した。
筋肉をつけるのは大変なのに落ちるのは早い気がする。
身体も心も育てるのは時間がかかり落ちるのは早い。
肉体と心はどちらも健全でいなくては本来の力は発揮できない。
でも、多くの時間をアンバランスな中で過ごしてしまうのが現代人だ。
そのアンバランスさに慣れてしまい気づけないまま過ごしている。
何か自分の中でのアンバランスさに気づいたら
その中から抜け出せるのは自分の意思のみだ。
そんな時は、様々な周りと比べられる要素は除外しよう。
まずは自分本来に立つことが必要だ。
「自由」と聞いたときに受け取るイメージは人によって違うだろう。
言葉というのは不思議で同じ言葉、同じ意味、同じ日本人でも
その言葉から想像するものが微妙、または大きく違う。
それを完全に身勝手でいいと感じてしまう人もいれば
心の開放だと感じる人もいるだろうし国や文化によっても変わる。
それくらい、言葉は複雑だ。
本来は人間の持つ感覚や国の文化の中で発生した言葉は
生活をスムーズにしていくものだったのではないかと思うのだけれど
今ではより複雑になっているような気もする。
日本語は特に、その言葉から察しとる意味も多くあったのだろう。。。
時代と共に変わる必要のあるもの、失われていくもの
復活していくものなどがある。
これからもっと複雑になり
その先にある変化はどんなものになるのだろう？
言葉を超えた心の共感で繋がる時もくると思う。
今よりもっと深い繋がりが生まれるのだろうか？
人と人、人とその土地、国と国。。。
もっと深くに根ざした繋がりが出てくるかもしれない。
