私は家にいることが好きなので
1人で篭っていても何の苦痛もなく快適に過ごせる。
だから、2週間の隔離でホテルの部屋から
1歩も外に出られなくても満喫できた。
飛行機も満喫できる。
家族以外の人と頻繁にいることの方が苦痛だ。
でも、家にいることが好きじゃない人は多く、
特に人と関わっていたい人も多い。
彼らにとって、家にいなくてはならないことや
1人で過ごすことは耐え難いことだろう。
先日、向かいの家に越してきた夫婦の奥さんは外に出たい人。
越してきたばかりで友達がいないから私に興味津々で
日々、私はどう過ごしているのか気になっているようだ。
彼女はタイの人でまだ英語も苦手なようで
私も聞き取れないことが多いけれど、それはお互い様だ。
誰かとのおしゃべりや出歩きたくて仕方がないのに、
旦那さんは家にいたい人らしい。
そこで、ここ1ヶ月くらい前から行き始めたジムのクラスは
私が1人で行ける場所なので彼女も来るか聞くと、
運動したことはないけど家から出たいから行くとついてきた。
1度行けば、1人でも行きやすくなると思ったからでもあるけれど
どうやら運動より誰かお友達を見つける方に意識があるよう。
運動よりキョロキョロ周りを見ているので変な動きが多い。
昨年、感染が拡大し始める前に私はジムのクラスに出ていたので
その時は話はしなかったけれど顔見知りが何人かいて
今回はお喋りをするようになっていた。
前は、私も越してきたばかりだし英語は苦手だし
クラスの人数も多く基本的にそこで友達を見つけようと思ったこともなく
運動が楽しくストイックにできるという目的しかなったので
ギリギリに入り、終わったら速攻でクラスから出るような状態で
それは何処にいても同じで、だらだら時間を潰すのが好きじゃないだけだ。
ただ、今回はまだ再開したばかりのクラスで少人数で
私のようにストイックにやっている人というより
やや運動が苦手でおしゃべりもしたい人も多々いるので
コロナでみんな知り合いに再会できる嬉しさもあり
顔見知りだったことで話すようになっていて
ハイキングなどに誘ってくれるようになっている。
多分、ストイックに運動する私にも興味があるのだろう...
運動するために行っているジムの時間を無駄にはできない。
集中し、いい汗をかく...
まあ、そんなことから話しかけてくれる。
私も社交性を持とうと思っていた時でもあるので
臆せず話しているのを見て
お向かいの彼女もみんなと積極的に社交している。
彼女はランチとかに出かけたいようだけれど
車がなければ出かけられないし、私も彼女もまだ運転はできない。
第一、まだ私も彼女の英語を聞き取れないので
おしゃべりだけの時間はかなりハードルが高く
まだ英語が苦手な彼女より私が話すことが多い。
でも、聞き取ろうと私も熱心に聞くけれど難しことも多く
私もそこまで英語ができないし基本、おしゃべりではないので
もう少し時間が必要だ。
ネイティブの人からした
私に対しても同じような感じなのだろうなと思う。
何か話しているようだけれど分からない...
私はネイティブレベルになんてなれないけれど、
人と社交するとなると
ある程度の言語能力は必要となってしまうのは痛感している。
家の中にいることが苦ではないので友達が必要と思わなかったし
英語が伸びないままで嫌だけど避けていくこともできる。
彼女のように外に行って人と一緒にいたい人は
きっと言語のストレスも大きいのだろうなと思う。
子供の時と違って、共通する興味を見つけない限り
大人になると社交の際に言語が占める部分はとても大きい。