いみしん新聞・常陸の国

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我慢しない時代へ・・

2007-12-12 10:40:00 | 世相・意見
一九九六年頃から日本の労働者の賃金は労働契約が請負業種の拡大で賃金格差を生み劣悪になる。
請負契約労働者の賃金ピンハネ(手数料ほか)が一次業者から三次や四次業者までたかり賃金が支払われない。
賃金格差は当然ながら労働者の企業帰属意識が無くなり知り得た内部情報で告発する。
仕事量と賃金が比例しない正社員も不満は内部告発へ不正行為に我慢しない。
賃金格差の大きい地方ほど摘発も多くなる。
おまけに大企業の悪質な法令違反の疑似請負まで発覚して犯罪が蔓延している。
利益追求を法令違反をしてまで行う経営感覚では権限で隠蔽を命じても隠せない時代になったのだ。

我慢をしない時代へ入ったのである。理由がまだある。
デジタル化の推進で情報の発信が容易になったこと。
生活上便利になった時代は自己の欲望がすぐ満たされるのが当たり前で・・
何かで阻害されると我慢出来ない。すぐ感情的になる。
「キレルや暴言いきなり暴力は思い通りにならない幼時化現象である」現代の便利さと表裏なのである。
今後もあらゆる社会層でこの現象は激しくなる。
社会的弱者二千万世帯の貧者の反乱も生存権の戦いである。我慢出来なくなったのだ。

不正や反社会的なことへ我慢しない時代には法令順守もオープン化で対抗することだ。
司法府が裁判員制度で民間人活用へ大きく舵を切った。
立法府も長期政権の既得化は不正なのである。官僚依存はやめ立法の精神を制度化すべきだ。
行政府もその身分制度が不正を生み出している。民営化へオープンにすべき時に来ている。
改革や変化の推進が出来ないことに我慢しない人々が多いのに政府は気付いていない。
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コメント
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