土曜のランチは、まったりと

横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

総本家長寿庵(蕎麦)その2 池上線旗の台駅

2012-02-11 14:30:33 | 旗の台
今日は祝日ですが土曜と重なって休みを1日損した気分。今年はこのようなめぐり合わせが多いそうです。さて、今日のランチは旗の台の総本家長寿庵さんへ1年ぶりの再訪です。中原街道沿いなので、こちらへ行くときはオリンピック近くの南洗足の交差点から歩いていきます。
 
総本家と言ってもかしこまった雰囲気はなく、普通の街のお蕎麦屋さんで気楽に入れます。店内は大きめの4人掛けのテーブル3つにカウンター席もあります。カウンター席には焼酎のカメの上にたわしの亀がディスプレイしてあったりします。カメの上の亀、ダジャレになっていますね。
   
街のお蕎麦屋さんだけあってメニューは豊富で、分厚いお品書の中には長寿庵の来歴なども書かれています。今日は11時45分頃入店。我々が口開けです。食べ終わる頃には3卓しかないテーブルは全て埋まっていましたが、大きめのテーブルで配置もゆったりしているので、混雑感は全くありません。
 
こちらへ伺う時の私のお目当ては牡蠣を使ったお蕎麦です。前回は焼いた牡蠣の蕎麦でしたので今回は牡蠣天ぷらそば\1,200-をお願いしました。天ぷらは別皿で供され、大きめの牡蠣の天ぷらが4つに大葉の天ぷらも付いています。牡蠣の天婦羅を蕎麦のつゆに浸して一かじり。中からミルキーでフレッシュな牡蠣が飛び出してきて牡蠣の野趣が口の中にあふれます。牡蠣好きにはたまりません。蕎麦はちょっと柔らかめで、つゆは甘みをあまり感じない辛め。カツオの風味が立っています。1年前と変わらぬ味です。卓上には七味以外に白胡麻、青海苔、揚げ玉といった薬味も置いてあり、四国産だと言う香り高い柚子の搾り汁も供されます。私の好みでは、焼いた牡蠣よりも天ぷらの方に軍配が上がります。
  
女房がお願いしたのは季節野菜天ぷらそば\1,200-。天ぷらは舞茸、長芋、人参、南瓜に大葉。長芋の天ぷらは珍しく、味もおいしかったそうです。こちらの天ぷらは衣の厚い蕎麦屋さん風ではなく、衣の薄い天ぷら屋さん風。だから蕎麦の上に載っているのではなく別皿で供されるんですね。食後にはうれしい蕎麦団子のサービス。食べ終わってから気がつきましたが、箸袋と箸には長寿庵の刻印が。この辺はやはり総本家の矜持でしょうか。
  
蕎麦でお腹を満たした後は旗の台の稲荷通り商店街から荏原町の商店街へのんびり散歩。途中で喫茶店でお茶をしました。私がお願いしたのはマンデリン。こんな昔ながらの喫茶店でストレートコーヒーをいただくのは久しぶり。まったりとした午後のひとときでした。

店舗情報:
総本家 長寿庵(蕎麦)
東京都品川区旗の台6-24-12
03-5751-1551
池上線旗の台駅南口を出て商店街(稲荷通り)を右へ。しばらく行くと中原街道に突当るので信号を渡り、右(五反田方面)へ。大井町線のガードをくぐりしばらく行った左側のビルの1F。消防署の手前。駅から歩いて5分ほど。(信号待ちの時間は含まず)
2012年2月11日(土)
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