土曜のランチは、まったりと

我が家では土曜のランチはたいてい外食
長年住んだ池上線から引っ越した
横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

カフェ・ド・メル(カフェ) 池上線久が原駅

2015-09-20 15:56:08 | 久が原
さて、今日は久が原の喫茶店巡り第6弾。いよいよ最終回です。伺ったのはカフェ・ド・メルさん。久が原の住宅街の中にある邸宅の一部を喫茶店として開放したもので言わば豪邸喫茶ですね。昨日のランチの後で訪れました。
   
場所はライラック通り入り口の五差路を左折。めんの郷の前を通り過ぎて御嶽山方面へしばらく行くと完全な住宅街。この辺り、何気に豪邸が多いです。住宅街をなお進んだ右手にこのお店があります。豪邸の元車庫だった所を入口にしているのが何となくわかります。駅から歩いて5,6分といった所でしょうか。
    
入口を入ったすぐの所にもテーブル席がありますが、カフェの本体はここから階段を降りた所にあります。ここは車椅子の方や階段を降りられない方のために作ったそうです。邸内にはカイロプラクティックの施設も併設されていて、野菜の直販もやっています。
    
階段を降りると素晴らしい中庭が見えてきて、こちらはオープンスペースのテラス席になっています。中庭をぐるっと回った奥にカフェの入口があります。入口の奥のショーケースには自由が丘モンサンクレールのケーキがあり、店内で頂くことも持帰りも可能です。
   
この日の店内は中庭との仕切りが全て開放されて完全にオープンエアー。大理石の丸テーブルが整然と並び、椅子も意匠の凝ったロココ調。グランドピアノもお店の片隅に配されています。年配のとても上品な奥様がこちらのご主人でご近所の奥様がお手伝いをされているそうですが、こちらの奥様も上品ですが気さく。お客様も上品な近所の奥様で、こちらの上品な雰囲気を作りあげています。
   
メニューは手造りっぽく、所々に切り絵が飾られています。ブレンド、アメリカン、エスプレッソ、カプチーノなどのホットコーヒー類\550-にアイス・コーヒー、アイス・カプチーノ、アイス・カフェオレなどのアイスコーヒー類\750-もあります。お茶はホット\550-もアイス\680-もアッサムかアールグレイを選べて、ココアやジュース類もあります。モンサンクレールのケーキは日によって種類が異なり、値段も種類によって異なるんでしょうね。
    
私がお願いしたのはアイス・カフェオレ\750-。シロップは別添え。ミルクたっぷりでコクもあり、なかなかおいしいです。目を惹いたのは氷の色。おそらくコーヒーで作られた氷で、形もキューブではなく手割りで形も大きさも様々。なかなかのこだわりですね。店の片隅で活けられていた小さなフラワーバスケットも配されて卓上も上品ながら華やか。
         
とにかく素晴らしい雰囲気の豪邸喫茶でした。

とりあえず久が原の喫茶店6店を巡ってみましたが、とにかく個性派ぞろい。エクステリアを含むインテリアや陳列物の個性派ベスト3はカフェ・ド・メルに田タ岩、サンピラー。三者三様の雰囲気を持っていて、一歩店内に入ると確実に下界とは異なる空気が流れています。これらのお店へ伺った時の客数は、私以外にはせいぜい1組か2組。採算が取れているのか心配になりますが、採算度外視なんでしょうね。採算だけを考えたらこんな商売できませんからね。それだけにどのお店もずっと続いて欲しいです。
コーヒーへのこだわりは何と言ってもカフェ・パブロズ。カフェと言うよりも自家焙煎コーヒー豆の販売店で、カフェはイートイン的な感じです。
上記のお店に比べて普通っぽいのはアベルと世比亜。それだけにお客様もそれなりに入っています。この2店も全くこだわりが無いわけではなく、アベルの軽食はなかなかいけるし、世比亜は複数人でコーヒーをお願いすると全て違ったコーヒーカップで出てきます。他のお客様がお願いしたトーストをちらっと見たことがあるんですが、すごい厚切りで私も頼みたくなりました。
引っ越したばかりの頃は長原と比べて飲食店の少ない街だなあと言う印象でしたが、古いお店も結構残っていて知れば知るほど奥が深いぞ久が原。

店舗情報:
CAFE DE MELLU(カフェ・ド・メル)
東京都大田区東嶺町25-19
03-3751-9625
久が原駅改札(2つの内どちらでも)を出て池上線と直交する商店街を右へ。スーパー サミットの前を通り過ぎてライラック通り方面へ行った五差路を左折。住宅街の中をしばらく行った右側。駅から歩いて4,5分。
2015年9月19日(土)
コメント
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