星・宙・標石・之波太(しばた)

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H-Ⅱロケット実物大模型

2013-10-27 22:31:05 | 宇宙
1988年、1989年の2年にわたり当時の竹下総理は「ふるさと創生基金」として1億円を2回
各市町村に使い道を限定せず、交付しました。
皆さんの市町村ではどのような使い道であったでしょうか?
我が柴田町では、ふるさと基金として利息(当時はかなり率がよかった)で町つくり事業に助成しました。
柴田町星を見る会では、助成事業第1号で関西方面に宿泊施設のある天文台を見学視察してきました。
本拠地である太陽の村の事業の参考になっています。
隣の角田市では、創生基金の一部で台山公園に「H-Ⅱロケット実物大模型」を建てました。
その後、展望塔(スペースタワー)、宇宙科学館「コスモハウス」を整備しています。

あれから25年、白色のロケットの塗装がはがれ、汚れ、錆が目立っていました。
角田市では今年度塗装工事を行うこととなり、管理人に相談に来られたので、塗装の色については
JAXAに相談したほうがよいとお話したところです。
実物はオレンジ系の塗装となっていますが、太陽光で焼けて色落ちするので、白色になったもようです。

本日も角田市民文化祭の展示の説明を行いました。
市中心部から離れた場所でもあり、また、本日は芸能発表会ということもありほとんど子どもの姿を
見かけませんでした。天体写真は小学生に見てもらいたいネ、と来られた多くのお客さんの感想でした。

コスモハウスのH-Ⅱロケット実物大模型の塗装工事が始まったとの情報があったので、文化祭の
帰りによってみました。


高さ50mのロケットには工事用足場が設置されていました。
左の赤矢印については最後に説明します
今日は工事が休みでした


工事看板:工期は9月11日~12月23日までとなっています


展望塔の最上階に向かうエレベーターからみたところ、ロケットが飛行上昇するイメージとなっています
H-Ⅱ NIPPON の上の緑色のマークは角田市章です


最上階45mから見たロケット先端部


最上階から下を見たところ、右側は角田の殿様・石川公の台山廟所


最上階の北側の壁面には阿武隈天文同好会の写真が展示しています。
角田市民文化祭後、11月2~3日・丸森町文化祭があり、終了後、その写真をここに貼る予定です


展望塔の北側にはテレビ電波のゴースト対策用金属ネットが張っています(地デジとなったので不要のはず)
このネットに「スパダーマン」がいます。(一番上の写真を見てください)

●コスモハウスでは、例年12月に宇宙クリスマスを開催しています。
昨日、コスモハウス担当者より12月22日(日)、23日(月・祝)に開催するので
天体観察会の協力要請がありました。
きれいになったロケット、スパイダーマンや冬の星座を見に来ませんか。