今日の宮城蔵王・水引入道の雪形です。
画面中央に雪形がはっきりと見えています。
水引入道の雪形の位置など
蔵王連峰
南蔵王:不忘山、屏風岳・・・
中央蔵王:刈田岳、熊野岳・・・
北蔵王:雁戸山、名号峰・・・
南蔵王
不忘山、屏風岳、後烏帽子岳
手前に水引入道があります
白石市八宮地区から見た水引入道の雪形
水引入道の名前の由来は、5月頃のコガ沢付近の残雪が、頭巾をかぶった僧侶の姿に
似ていることから、この雪形を「水引入道」、別名「種まき坊主」と呼んで、白石地区
の人々は農作業の目安にしてきたそうです。
残雪量は積雪量や気温に左右され、その後の用水の多寡にも反映されるため、天候や
災害の予測、豊凶占いにも用いられました。
積雪量が少なく雪形が早く消えた年は水不足が懸念され、またいつまでも消え残る年
は冷害が予見される。
水引入道では、杖がはっきり現れる年は豊作といわれています。
船岡新栄通りから船岡城址公園を見たところ。