柴田視覚障がい者福祉協会四季さくらの交流会「四季さくらカフェ」が
2月14日(月)午前、町地域福祉センターで行なわれました。
コロナ禍で3密にならないよう配慮し、換気を十分行っての開催です。
今回は、協会本部から「家庭・社会生活訓練会」の出前講座が行なわれました。
「読書バリアフリー法」を地域に活かすために の講話が印象的でした。
2019年6月に「読書バリアフリー法」が成立しました!
正式名称は「資格障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」です。
1.「読書バリアフリー法」とは
障害の有無に関わらず、全ての人が読書による文字・活字文化の恩恵を
受けられるようにするための法律です。さまざまな障害のある方が、利用
しやすい形式で本の内容にアクセスできるようにすることを目指しています。
2.どんなことが変わる?
図書館の本も、書店で販売される本も、一層利用しやすい形式になっていき
ます。是非、図書館の本やサービスを利用してみてください。
①紙の本
点字の本のほか、文字の大きさやフォントを変えて読みやすくした本が
入手しやすくなります。
②デジタルの本
パソコン・タブレット・スマートフォンを使ってさまざまな便利な機能
により、自分に合った方法で読める本が増えます。
・文字の大きさや色を変える
・漢字にふりがなを付ける
・内容を音声で読み上げる
・スイッチを使ってページをめくる
3.図書館で利用できるサービス
※公立図書館
①貸出・郵送サービス
②対面朗読サービス
③機器の利用
※点字図書館
4.図書館で利用できるさまざまな本
①大活字本
②点字図書
③LLブック
④布の絵本・さわる絵本
5.DAISY「デジタル録音図書の国際標準規格です。」
①音声DAISY
②マルチメディアDAISY
6.電子書籍
7.インターネットによるサービス
①サピエ図書館
②国立国会図書館
などについて、説明をしていただきました。
柴田町図書館でも対面朗読サービスなどを行なっています。
今後、図書館と少しずつ実現に向け話し合っていきたいと思っています。