星・宙・標石・之波太(しばた)

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小山ひさ子さん

2023-06-21 23:05:35 | 

6月21日の河北新報 河北春秋から

夏至の日の今日の話題は、ガリレオ、ガッサンディ、シュワーベ、ボルフ・・・。

 

ガリレオ・ガリレイは、イタリアの自然哲学者、天文学者、数学者。

近代科学的な手法を樹立するのに多大な貢献をし、しばしば「近代科学の父」と呼ばれる。

また天文学分野での貢献を称えて「天文学の父」とも呼ばれる。

ピエール・ガッサンディは、フランスの物理学者・数学者・哲学者。

ハインリッヒ・シュワーベは、ドイツの天文学者である。太陽黒点が約11年の周期で増減する

こと(太陽活動周期)を発見したことで知られる。

マックス・ヴォルフは、ドイツの天文学者で、写真を使った天文学のパイオニアである。

 

天文の世界に名を残した偉人たちに連なる日本人女性がいる。

半世紀にわたり、太陽の黒点を観測し続けた小山ひさ子さん(1916~1997)である。

小山さんの「太陽黒点スケッチ群」は2022年、天文遺産に選ばれた。

小山ひさ子氏の太陽黒点スケッチ群 - 星・宙・標石・之波太(しばた) (goo.ne.jp)

「完全な曇りや雨の日はホッとする。一日中、空を気にせず済むから」。凍てつく冬も、

酷暑の夏も観測を欠かさなかった小山さんは生前、こう話していたという。