星・宙・標石・之波太(しばた)

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越河小学校星を観る会

2015-09-12 22:54:03 | 
白石市立越河小学校6年生(14人)の星を観る会がありました。
ここ白石市越河地区は、国道4号の宮城県最南端で福島県に隣接しています。
藩政時代の宿場町で昔の面影が残っているところです。

学校では、今日から一泊二日の事業を行っています。
今日は、午前に防災の講座は始めいろいろな講座が開催されたと教頭先生が話していました。
本日最後の講座は、星を観る会です。19時から1時間の予定です。
昨夜は、台風一過でここ越河小学校の校庭から天の川が見えたという。

今日の午前中は快晴です、天気予報では午後からくもり空です。
夕方からくもり空となり、18時半には、全天雲に覆われ、小雨が降る天気となり、
体育館でスライドを使った天文教室となりました。

会場(体育館)の様子、前に子ども達、後ろに父兄が橋の話を聞いています。
講師はSさん

熱心に話を聞く子ども達

最後に、管理人が持参した大き目の隕石とSさんが胎内星まつりで購入した
小さめの隕鉄の二つを子ども達や父兄に持ってもらいました。

ここ越河小学校では6年前に同様な事業を行っていますが、その時も曇天でした。


記録的豪雨・宮城県柴田町2015

2015-09-11 23:45:02 | 之波太:柴田
9月10日から11日にかけて、台風から変わった低気圧と台風17号の影響で
宮城県が記録的豪雨となりました。

●10日 21:51 エリアメールが流れました。
 柴田町防災メール
 柴田町防災メール(土砂災害警戒情報)
 ただいま柴田町に土砂災害警戒情報が発表されました。
 今後の情報に注意してください。
 (宮城県柴田町)
●10日 23:10 エリアメールが流れました。
 避難準備情報
 こちらは、柴田町です。
 ただ今、11時10分に、避難準備情報を出しました。
 昨夜からの大雨で、土砂災害の恐れがあります。
 お年寄りや体の不自由な方等、避難に時間のかかる方は、直ちに船岡生涯学習センター・
 槻木生涯学習センター・船迫生涯学習センター・西住児童館の避難所へ避難してください。
 その他の方も、避難の準備を始めてください。
 (宮城県柴田町)
●11日 4:06 エリアメールが流れました。
 特別警報
 こちらは、柴田町です。
 ただ今、9月11日午前3時20分に、大雨の特別警報が発表されました。
 非常に危険な状態です。ただちに命を守る行動をとってください。
 避難所に避難するか、すでに外出することが危険な状態のときは、家の中のより安全な場所に
 とどまってください。今後の気象情報に注意してください。
 (宮城県柴田町)

と、昨夜から早朝にかけて、立て続けにエリアメールが流れました。
テレビ報道には柴田町に特別警戒が発表され、町民3万8千余人に避難勧告
テロップが流れました。

朝方には、雨が上がりました。
宮城県北部の大崎市では、堤防が決壊し住居、田畑が冠水している映像が流れました。
1週間後、大崎市で「みやぎ星仲間の集い」があります。

昼頃には一時晴れ間も出ましたが、また曇ってしまいました。
昼過ぎ、親戚・友人から電話やメールが来ました。
消防自動車が転倒するくらいの被害が出ているので、我が家は大丈夫かとのことでした。

阿武隈川、白石川からも離れている、標高も周りに比べて少し高いところです。
柴田町が出した、防災マップの洪水ハザード・土砂災害情報の危険箇所に指定されていません。

その後、テレビの各局で柴田町の映像を探しました。
柴田町の通称「富沢街道」で消防自動車が横転していました。
道路が冠水し、道幅を間違ったことだろうと思ったところでした。
柴田町内各所で床上浸水・床下浸水の常襲地帯で被害がでているようです。

10日、16時から 平成船迫ものがたり打ち合わせ
11日、15時から みやぎ県民大学「生涯学習支援者養成講座・実践編」の修了式で
          受講生に活動団体の紹介のコーナーで発表でした
          NPO法人 生涯学習実践塾、生涯学習支援者集団LLP村田班の
          活動事例を発表でした。
両方とも、この豪雨で延期となりました。

11日 17:21 エリアメール
 避難勧告等解除情報
 こちらは角田市です。大雨特別警報が解除となり、安全が確認されたことから、
 午後4時40分に全ての避難勧告、避難準備情報を解除しました。
 (角田市)
と角田市から流れてきましたが、柴田町から警報の解除のメールがありませんでした。
柴田町ではまだ警戒中でしょうか?

●管理人としては1986(昭和61)年8月5日の豪雨の方が今回よりも凄かった。
宮城県HPより
みやぎ水害記録集(昭和61年8月洪水(台風10号))

気象状況
昭和61年8月1日にルソン島の東で発生した台風10号は、南西諸島東海上を北東に進み、
8月4日午前9時には室戸岬南方付近に達し、毎時55kmの速い速度でさらに北東に進み、
4日午後9時に石廊崎の南で温帯低気圧に変わったものの、勢力を維持しながら房総半島を
をかすめ、6日午前9時に仙台湾沖に達しました。

宮城県では、台風の北上に伴い4日8時頃から雨が降り始め、台風前面の雲に吹き込む東風に
より海上から大量の水分が補給されたことから雨は5日の午後まで降り続き、仙台での降り
始めからの雨量は400mmを超えました。

降雨の状況
台風10号による各地の連続雨量は太平洋沿岸部を中心にして、300mmを超え、
特に仙台市以南地区は400mmを超えました。
 
          

柴田町歴史観光ガイド育成WS

2015-09-10 23:18:52 | 之波太:柴田
9月5日(土)午前、柴田町の歴史観光ガイド育成ワークショップの第2回の会合が
開催されました。
このWSは、今年が5年目で最終年度です。
第1回は、8月8日開催でしたが、子ども達を仙台市天文台に連れて行くという、
事業の講師を依頼されていたので、WSは欠席しました。

今年になって、今回が最初の参加です、15名と大勢の方がいます。
今年度8名の方が、新規に加わったのです。(頼もしい限りです)
今回のテーマは、曼珠沙華まつり期間中に船岡城址公園の歴史観光ガイドツアーを
行うので、そのコース設定を2つの班に分かれて討議しました。

先ず、B班からプレゼンテーションです。
説明者が着ているのは、観光物産協会が作った法被
WSでも独自の法被等を作りたいと思っています

続いて、A班のプレゼンテーション、管理人はA班に所属

両方のプレゼン後、最終的なコース設定を協議して決定します。
このコースは、紫陽花まつりの時、管理人が単独で2回実施し、合計30名以上の方に
ご案内しました。
その時、このWSのメンバーも参加していました。
最終的には、管理人がアドバイザー的な立場でコース設定を決定しました。
9月20日(日)WSメンバーで設定したコースを歩き、説明する場所で実際に説明して
いただき、管理人が適時アドバイスをすることにしました。
所要時間も計測します。
終了後、説明する場所、人を割り当てます。

そして本番は、9月27日(日)10時から12時です。募集人数は20名。

また、9月23日(水・祝)10時から12時、船岡城下町ツアーがあります。
募集人数は20名、集合場所:さくらの里前です。
ガイド役は管理人です。
この企画は柴田町では初めての試みです。
好評であれば、WSメンバーに次回のイベント等で実施していただきます。





明治20年本邦初のコロナ観測

2015-09-09 23:21:48 | 
元東京天文台の斉藤国治教授は、「星の手帳」(河出書房新社)(1981年秋号)に
「明治20年(1887)本邦初のコロナ観測」を発表しました。
新潟県三条市から福島県白河市にかけて皆既日食帯が通過し、三条市で観測に成功しています。

国内の観測報告が文部省送られ、現在は国立天文台に保管されています。
一般人の観測報告の中に宮城県柴田郡入間野村(現柴田町槻木)で観測した報告がありました。
この観測報告については、管理人が気づき斉藤教授に連絡をとり、資料を送っていただきました。
その後、観測者3名の所属、住所等を調査し特定しました。
また、観測場所も特定しました。
この調査記録を柴田町史編纂室に報告し、その成果は柴田町史の1編を飾っています。

町史を見られるのは限られるので、多くの町民等に見る機会を提供するため、この観測記録を
映像化し、宮城県南の自作視聴覚教材発表会に応募し、奨励賞を受賞しています。

明治時代の記録が柴田町に残っていることを町史編纂室の方に教えて頂きました。
富沢村(現柴田町富沢)の日下徳太郎さん(当時・村役場の役人)が書いた明治18年頃から
明治40年代までの各種記録・資料等が残されています。
三角点の設置や陸地測量部の職員の宿泊の手配等の記録もあります。

この古文書について大崎市のAさんにコピーを送り、解読していただきました。
本日、この日下文書(もんじょ)を大崎市のAさんが見に来られました。
明治20年8月19日の記録を探しましたがありません、Aさんから日下徳太郎さんの日記では
ないかとのアドバイスがあり、日記を探したところ、ありました。

日記の一部、日食を見た記録
「同十九日
 日食九分九厘かけにて 星二つばかり
 見える (以下不明)」
どなたか、解読をお願いします。



しばた100選の制作

2015-09-08 22:59:45 | 之波太:柴田
しばた100選も大詰めを迎えています。

昨日、しばた100選選考委員会の第6回会合が開催され、135の地域資源を
100に選考する段階で、あと1回の会合で100の地域資源が決定します。(多分!!)

今日は、制作チームの会合です。
100選が決定してからの作業では遅くなるので、早めに冊子の編集作業に入っています。
冊子の構成、表紙、ページレイアウト、縦書き・横書き、表示マーク、事務局の欄、
はじめに、等について議論をしました。
事前に担当者を決めていて各自案を持って来ていたので、提出された案をもとに
議論を行ったので、修正箇所などの指示もでき、次回には確定できそうです。
管理人の担当は、「はじめに」の執筆です。赤ペン大好きなメンバーがいて、多分、
紙面の半分以上が朱に染まることと思います。

さて、次回から地域毎に各地域資源の写真、解説文、町民等からのコメント等について
取りまとめることになります。

会合は、90分を目標としていますが、120分近くになることがほとんどです。
が、今日は90分前に終了しました。