昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

薬草などなど

2008-05-03 | 自然界
 ハーブ園もあれば温室もあり、噴水や水車のある池や東屋もあり、広さは小学校の校庭くらいある薬草薬樹園です。 
 敷地内には日帰りの温泉もあるという、鄙びた山村の施設とは思えません。


2ー3種類の植物を紹介します。

カモミールは「植物のお医者さん=コンパニオンプランツ」と言われます。
 これを傍に植えておくと、弱った樹木が元気になる事で、よく知られています。ローマンカモミールとジャーマンカモミールの2種類があって、薬草として少し効能が違うようです。
 





ハナイカダです。葉の中央に花がつきます。春の山菜にもなっています。
ちょうど、筏に乗って下る中乗りさんのようですね。「ママッコ」とも言われ木の葉の上におにぎりを乗せたようで、お弁当に見立てたものらしい。







柑橘類の木には、アゲハが卵を産みます。このキンカンにもアゲハ蝶がいると思っていたら、あヽ!彼は好物の葉に囲まれて、冷たく(?)なっていました。すでに身体からはカビの菌糸が伸びています。






左:アマチャです。この甘さは糖分の甘さではなくて、漢方薬の甘さです。紫陽花に似ていますね。
右:イカリソウです。船の碇もかくやとばかりにそっくりです。










左:薬草園が日本庭園のようで、庭の前栽のようです。古代からの人類の夢「不老長寿」が目標です。
右:この神様は、中国の古代から伝説の薬の神様です。「神農さん」と呼ばれています。頭には角が出ています、人間じゃありません。。
 身には薬草を纏い、その効能を調べるために、薬草薬樹を口にしています。大阪の薬問屋街の道修町に鎮座する神社にも、神農さんが居られます。