昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

名画の集まり

2008-05-05 | 歴史・文化遺産
 大塚国際美術館は、鳴門海峡が見下ろせる丘の上に、5階のフロアーを使って約1000点の絵画が並びます。

 絵の心得はないのですが、教科書などに出てくる名画、美術全集に載っている名画が、実物大で展示されている。絵画の絵の具などの立体感は伝わってきませんが、この陶板画の名画は手で触れる、いくら写真を撮ってもOKという、肩の凝らない作品で、結構感動しました。



実物大展示と言うのが魅力ですね。







旧約聖書の物語から創世記の場面が礼拝堂天井一杯に描かれた壁画です。システィーナ礼拝堂の天井部分。首が痛くなるのを忘れてしまいました。
 ヴァチカンに行って本物を見てから、これを見るか。これを見てから本物を見るか、ですね。



 食べてはいけなかった知恵の果実を、ヘビの勧めでイブが食べ、アダムに勧めます。神は怒りになり、エデンの園から、地上へと追放されます。イブの身体の筋肉が凄い。
これを原罪といいます。地上に降りたときからすでに罪深い存在になった人間です。神様ゴメンナサイ。



ミケランジェロと言えば「最後の審判」の巨大壁画もしっかりありましたよ。


神様は、エデンの園の管理のためにアダムを粘土から作られました。エデンの園に置き去りにされる?アダムです。ETの世界ですね。



中世の宗教の思想から抜け出し人間性が強調された時の象徴的な作品「マハ」