昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

勝尾寺の勝ち達磨

2008-05-09 | 旅の風物
遠く大阪平野を望む丘にある古刹は、勝ち運を呼ぶ達磨を奉納して、「勝ち組」を獲得します。

 古来、源氏の足利尊氏らも勝ち運を祈ったと言います。

 勝尾寺は、源氏の祖多田源氏のふるさと多田神社まで直線で10kmもありません。ここに戦勝祈願をしていたと言います。

 
遠く大阪平野を見渡す境内の土塀に居並ぶ勝ち達磨です。






だるまを奉納する場所は、ところを選ばないようです。









満開になっていたハナズオウです。赤でしょうか紫でしょうか。マメの仲間で昨年出来た種子がマメで、まだぶら下がっています。






下草にシャガが咲く原野に、これはまた派手なハナズオウが咲いています。






今でこそいい道路が開通して、簡単に来れますが、平安時代に法然上人が4年間ここで修行したと伝える。










この赤い花は名が判りません。葉は萩のようであり、ウツギのようでもあり、スイカズラのようであり・・。可憐な花が咲くものです。







花弁が4枚、離弁花ですね。茂みの低木の中に咲いていました。








帰る頃、太陽は西に傾いていました。弁天池に架かる橋の下から蒸気が吹き出してきました。池に雲がたなびき、逆光でいい風情になりました。