昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

平城遷都1300年祭(近鉄電車)

2010-05-18 | 旅の風物
奈良西大寺の駅のホームで、反対車線に停車中の電車が、面白い。

「大和は国のまほろば」とある。万葉集の歌。鉄で出来た車両の箱に潤いを持たせてくれるアイディアですね。遷都1300年祭に協力ているのかも…。


 さて、「まほろば」ですが、古事記によれば、ヤマトタケルが、伊吹山から難渋しながら、伊勢に向う途中に、歌を詠みました。最古の和歌と言われています。
 
 その歌でよく知られているものに、

 倭は国のまほろば たたなづく 青垣 山隠(やまごも)れる 倭し うるはし

 ヤマトの国はいいところだ。周囲の素晴らしい山々が玉垣のように取り囲み、麗しい国だ、と歌います。

「まほろば」の「ま」は美しい言葉を表わす接頭語です。
       「ほ」は秀という字の読み
       「ろ」「ば」は秀という言葉の接尾語です。
 つまり、「まほろば」の「ま」だけが意味がある。すべては秀で「ほ」と言う言葉を強調しています。  


窓ガラスもすべてペインテイングされています。


これも綺麗ですね。


ばしゃら大将は、勢至菩薩の生まれ変わりと言われていますね。丑年の神将とも言われる。


快速急行、大阪ー奈良の急行ですね。萌黄色と言うのでしょうか。



電車は直ぐにホームから出て行ったので全部は撮れませんでした。以下は近鉄のHPからお借りしました。


シカもいる。萩も咲く。


秋のモミジ。かなあ。こちらは三輪山かなあ。


奈良各地の風景ですね。先頭車両だけのようです。薬師寺の塔・大仏殿などなど。