昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

茶の故郷の山々(スリランカ№37)

2012-10-17 | 海外旅行
スリランカのスリと言うのは光り輝くだと聞いた。ランカは島という訳で、セイロンの名に代わって付いた名前だという。

けれども現地の人でもセイロン茶の名はそのまま使っていると言う。

ここの山は低地に広がるが、ロスチャイルドと言う名の製茶工場が経営する山です。勿論イギリス系。





茶摘みを見かけたので、バスを降りて傍に行く。





すぐにカメラの前に立とうとする茶摘み女たち。






昼食は、山の中腹にあって、滝の見えるレストラン。

遠く1-2㎞離れたところに滝が見えるかなり落差があるようです。。





こちらは数百m離れたところの滝、落ちた水は谷底の激流となって流れている。






更に標高を上げていくと、マックウッドと言う名の製茶会社の畑が出てきた。





その栽培する茶畑は、山の2つ3つは十分あると言う。山全体に横筋があるが、すべてが茶畑だそうだ。





茶葉の摘み取りは、機械でなくすべて人の手になる。茶畑が畝を作らずに、散在しているからと思う。

しかしそれが、人の雇用を生む。

女性が一日かかって、山の上から新葉を摘みながら降りてくる。

一日に4-50㎏ほどになり、そこにある工場が引き取っていくと言う。





製茶工場では紅茶を売っている。イギリスのエリザベス女王らしい顔写真の額があった。






販売している部屋の隣に、茶を飲んで休憩が取れる。購入前に味見をするのである。





部屋には、時代物の茶摘みの絵があった。





こちらの山も同系列と言う。今夜は山越しをした向こうの町はずれのホテルで泊まることになる。





牛がいた。牛は神聖な神の遣いの動物で、大切にされている。ここでは野良犬ならぬ野良牛である。