昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

湖北木ノ本の古刹(上)

2012-10-28 | 歴史・文化遺産
最近、時々、ドキッとするような青空が現れる。

気温も少し身が引き締まるような肌触りで纏わり付いてきて、元気を呉れる。

透き通った青空のもとで気ままに出かけたくなります。


ちょっと気になる外来種ハナミズキ、花は可憐だし、花期も長い。

そして秋には紅葉が独特の赤色を発色するが、すぐにこのような行儀の悪い樹相を示す。

かくて、点々と着く真っ赤な実が気になる。この果実の皮には発芽を抑制するはたらきがあると言う。





昼食をとった地域のレストランで「鶏足寺」の紅葉のポスターが貼ってあった。コンクール入選作品だと言う。






この木ノ本の地域が、琵琶湖に面しながら、山に囲まれると言うほっこりした里である。

隠れた古刹「鶏足寺」に眠っていた仏像たちは、奈良の飛鳥文化にも匹敵すると言われている。






この付近の山里は、「古橋」と呼ばれる土地である。







道標は石道寺・鶏足寺の案内である。両古刹の境内の紅葉で最盛期には、人々がわんさと押し掛けて村中に活気をもたらします。





先づ、石道寺から訪ねます。紅葉まではもう少し。








付近の草叢には鮮やかなカタバミが満開。






境内の敷地の砂利に落ちていた「辛夷(コブシ)」の実。まさに赤い握りこぶしだ。