昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

湖北木ノ本の古刹(上2)

2012-10-29 | 歴史・文化遺産
鶏足寺に向かうのに、まづその麓にある石道寺に立ち寄る。

鶏足寺は山の斜面にあり、近くに駐車場はない。ここからであれば近い。

東に見える山並みは、はるかに岐阜県谷汲寺にもつながる山である。




堂宇に至る参道は紅葉の青天井である。




往年の八堂伽藍は、この地とは離れたところにあったと言う。

今では見る影もなく、明治に立てられた観音堂のみとなっているが、中に安置されている仏像は、そのままという。






解説のテープを虚ろに聞きながら、仏像5体に見惚れる。





二つの扁額には風格がある。





境内の裏山は緑が濃い。






鶏足寺の標識があった。320mとあるが、急な石段が続くと、休みながら登ることになる。
 





この幹に棘のあるのはタラの木である。青空に透けて見えて大きく羽ばたくかと見える。





茶畑のある窪地にはモダンな東屋がある。





「はんぷくじ」の標識がある。数年前から、山深くにあった鶏足寺がこちらの飯福寺に引っ越しをしたと言う。





飯福寺は今は名を変え鶏足寺となった。そしてモミジの古刹となった。


樹高10mのモミジが200本あれば、各地から人が押し寄せる。