明日ありと 思う心の あだざくら 夜半に嵐の 吹かぬものかは
道元禅師の有名な歌。今年の東京の桜は散り際がよかった。先週来の雨風がソメイヨシノの花をほとんど吹き飛ばしてしまった。上の和歌は今日は今日でしっかり生きなければならないという禅の教えを詠んだもの。
ところで、ソメイヨシノは散ったが、シダレザクラや八重桜など遅咲きの種類の桜は、実はこれからが見ごろである。ジョギングしながら、よその庭の木々が咲いているのを見ると、早咲きのつつじも咲いていたりして目を楽しませる。
5月の連休は桜を追って山岳方面に出かける予定。写真は8年前、5月の連休に岐阜県に行った時撮った写真。花の見ごろは連休なのだ。