義母が急死してから、けっこう仕事に集中している。いろいろごちゃごちゃ考えたくないからというのもある。それとは別に、やはり、人間はいつか死ぬ、だから生きている間にやれることはやらんといかん、という思いがますます強くなってきたからである。
価値観は無限である。楽しんで生きることもひとつの生き方だろう。趣味に生きることも人生なのだろう。ただ、ひとりの人間が生まれてきたことを宗教的にでなくても、やはり何かしら、使命を持って生まれてきたと考えるべきだろう。
そう思うと、娯楽を楽しむことよりも、自分の天職を見つけて、それに命を燃やして情熱を傾けて、その中で成長してゆかねば嘘であろう。辛いことも多いが、幸いにして、そういうものを得ている。もちろん、親にとっての子育てもそうである。
ワシは年俸制サラリーマンだが、たまたま今日は年俸の提示があった。いやおうなしに会社からは評価は受けるし、できるだけ高く評価されなければと思う。それにしても、それはあくまで結果である。いまいちど、原点に立ち返って、自分の仕事に真摯に向き合ってゆきたいと思うのだ。