サッカーを最初にスタジアムに行って見る場合、まず、メジャーなチームの試合だろう。そこで、しばらくそのチームを応援するようになって、そのうちユニ買ったりして、入れ込んでしまったりする。だから、最初は代表やJ1のチームを応援する人がほとんどだろう。なかには、行ったこともないのに、UKやスペインのクラブを応援したりする人もいる。
ワシも、ご多分にもれず、J1のチームということでFC東京の試合を見るようになって、今に至っている。実は、大昔、勤務先の関係でヤンマーSCサポーターズクラブという、セレッソ大阪の前身のクラブのサポーターを年会費を払ってしていたことがあったが、スタジアムに行っても何の感慨もなく試合をのんべんだらりと見ていたものである。そのころは代表中心で代表選手のいるメジャーチームじゃなきゃ見ても仕方がないと思っていたからだ。それはともかく・・・。
今年になって、わがFC東京がJ2に降格してから、下部リーグというものがよくわかってきた。J2も知らねばならないが、J2なんぞ、まだまだ雲上のリーグで、その下には、ワシが成蹊大学のランニング教室の関係でお世話になって応援している横河武蔵野の所属するJFLがある。
JFLなんぞ、これもまだまだ雲上のレベルで、その下には地域リーグがある。わが地元アルテリーヴォ和歌山は関西リーグの2部である。1部に上がり、決勝リーグを勝ち抜き、やっとのことでJFLである。その下には都道府県リーグの1~数部がある。この辺になると、土の河川敷グラウンドだったりする。そしてそれらのチームにもサポーターはいる。J1ばかり応援していては見えないものがいくらでもある。何年いるかわからないが、今はJ2にどっぷり浸るつもり。
そして、サッカーをみることと応援することの楽しみはあまり競技レベルと関係ないことも事実である。