死んだ人の話ばかりでも申し訳ないが。
山本さんは、大阪の禅会でお世話になった人で、去年の夏死んだ。もともと、胃がんで入院したことがあるとは聞いていたが、また再発したようで、病院に行ったときはすでに手術ができなかったらしい。
山本さんは、行動力のある人で、ほなしゃあないな、という感じで、自分で葬儀場の手配や葬式の手配を全部自分でしてしまったらしい。
東京にいると、そういうこともなかなかわからない。年末にお寺に行ってようやく知った。シンガポールにいる、禅会関係のお友達にメールで教えてあげた。ものすごくショックを受けているようだった。
ワシの父、ニョーボのお母さんも亡くなったため、年賀状は出せない。かわりに、喪中ハガキを何枚か書いた。あらかじめ、いつもくれる人には喪中ハガキを出していたから、今回正月にもらったのは、数としては少ないし、あまり意識していない、どちらかといえば疎遠なお友達ばかりだ。
そういう人たちの年賀状の片隅に書かれたひと言を読むと、ごたごた自慢話ばかり書いたのも１枚あったが、じっくり読むとうれしい、ありがたいものが多かった。
Ｍさんは大阪にいるとき、よくアウトドアの遊びを一緒にしたお友達で、ワシより一回り上だ。しかも誕生日も同じで、それが判明した時びっくりしたものだったが。そのＭさんは、去年定年になったのだと書かれてあった。
最初出会ったときは、ワシが２５で、彼が３７で、おやじだなあと思ったものだが、今のワシはすでにその時の彼よりも１０歳年上だ。年々歳々、何もかもあっという間に時間が経過してゆくようだ。日々大切に暮らしていかねばならないと思ったりする。がらにもなく。
選手権決勝。市船対四日市中央工。
試合は、開始１分で四中工が先制し、ロスタイムに市船が追いつき、延長後半に市船が逆転勝ち。
シュートも少なく、８９分間ほとんどチャンスらしいチャンスもない試合だった。今年の高校選手権も終わってしまった。
引退したら、あれしよう、これしよう。だれでも思うことである。ただ、思っても、すぐにそれができるわけではない。何ごとも年季が必要である。
オペラを見よう。高尚なことである。ところが、いきなりオペラ見ても何も楽しくない。これは経験で書いている。わからないのである。残るのは、オペラを見た、というだけである。オペラの雰囲気を楽しんだだけである。本当にオペラが楽しいと感じるようになるのは、相当の授業料を払ってからである。
プロレス、スポーツ観戦、大相撲。みんなそうである。年季が必要なのだ。だから、老後思いっきり楽しもうと思ったら、遅くとも４０代から始めないといけないと思う。サッカー観戦だって、定年になってからスタジアムに行き出してもだめだろう。今からコツコツといって、スタジアムのお友達をいっぱい作ってからが本当に楽しいのだ。
以上、今は、その仕込をしているのだと、ニョーボに繰り返し繰り返し、説明しているのだが、わかってくれないようだ。
かゆくてしかたがない。ＩｎＫｉｎｇ。
矢沢永ちゃんのコンサートに行ってから、タイトなズボンばかりはいてたら、蒸れたのか、ＩｎＫｉｎｇになってしまった。
とりあえず、パンツをトランクスに替えて、ズボンもタック入りのゆったりした奴に替えたら、不思議。たちどころにかゆくなくなったじゃない。
永ちゃんはともかく。
ミックジャガーは、ぜったい、ＩｎＫｉｎｇになったことがあるに違いない。
男はつらいよ。
まえにちょっとしたおつき合いのあったかたが、１０月に亡くなったのだが、今日、その追悼文集が着て、じっくり読ませてもらった。ガンで死んだのだが、亡くなる寸前の様子なんぞが書かれていた。
義母が死んで、父が死んで、まあそういうものだ、ぐらいに考えていたつもりなのだが、じわじわと堪えてきている。なんだか、まいっている。
ひとの死が次々と身近に起きると、自分で思っていなくても、気に病んでいるようである。いや、気に病む、というのは間違いで、人は死ぬという事実が、事実として迫っていると考えるべきなのだろう。
なんだか、ひとの人生が有限であるとわかっていても、それを直に突きつけられると、わかっていても整理がつかない。小学校４年のときに、祖父の死で、はじめて人の死体を見たときと再び同じ思いにとらわれている。
キンチョウも長居第２も昨年、今年と行ったが、長居スタジアムは本当に久しぶりだ。実はこけら落としの、セレッソ対ボタフォゴの試合を見て以来である。長居スタジアムは見やすい、よいスタジアムと思う。キンチョウは、近いが、見にくい。
ＦＣ東京は準決勝で今まで３回負けていて、去年も鹿島アントラーズに負けた。準決勝の壁があったのだ。これに勝てれば、準決勝を突破すれば、天皇杯も獲れるし、新しいステージに載れる。そんな期待をしながら見た試合。
実際、準決勝に勝ち、この時点で天皇杯は、横浜マリノスが出ても、京都サンガが出ても負けることはないと思った。そして本当に優勝した。
これからどうなるかわからないが、この試合がＦＣ東京のひとつの転換点になった試合として将来思い起こされるようになるはずである。そこに立ち会えることができたことを誇りに思っている。
というほどのものでもないが。１年の計は元旦にある。
１．死なない。死ぬかもしれないが、死ぬリスクは極力減らす。あと、生命保険も増やそう。
２．ここ数年来の禁酒を継続する。というか、死ぬまで飲まないつもり。
３．できたら、ＡＣＬで韓国へ行く。
４．鳥栖へ行く。これは去年からのお約束。
５．矢沢永吉の武道館ライブに行く。
６．ドームの巨人阪神レフト席へ行く。
７．味スタのソシオＧⅡ席でお友達を増やす。
８．神宮のライトスタンドでお友達を作る。
９．体重維持６２キロ。
１０．アルテリーヴォパタタ出席
１１．うつ病にならない。
以上。遊ぶことばっかり。勉強と仕事のことは書いていない。するのが当たり前だから。
