飯田橋のトロワサージュです。
春の嵐と申しますか…大荒れの天気ですね。皆様ご無事でお過ごしでしょうか?この寒さは緩んだ体には堪りませんが、この雨で花粉が全て流されてくれたらと祈っております。気温の寒暖差が激しすぎて、今年は少しセラーの温度管理に気を使います。
一昨日、敦賀の昆布かき職人の別所さんが池袋西武の催事にいらしてまして、別所さんのファンの私はいそいそと出かけて参りました。敦賀はまだ筍が出てこないそうで、例年より寒いのかしらん?でも、別所さんの笑顔は春爛漫の暖かさでした。その場でかいて下さったおぼろ昆布で、晩御飯にはお吸い物。いつもの市販のおぼろ昆布とは、美味しさが違う気がします。これは気のせいではないと思うんですよ。主人が褒めてくれましたから。
昆布にしろ、鰹節にしろ…日本のお出しは普通の家庭でも短時間で美味しく作れるのが素晴らしいですよね。そこに至るまでは沢山の職人さんたちが手塩にかけてくださるおかげです。
今のところ貴重な竹紙昆布をかけるのは別所さんだけです。それだけでもお忙しいのに、1人でも多くの人に昆布かき職人になってもらって、敦賀の伝統を守りたいと全国を周っていらっしゃいます。
4月22日(水)〜5月6日(水)初夏の北海道物産展(横浜そごう8F)にもお越しになるそうです。 是非、別所さんの技を味わってみて下さいませ。