飯田橋のトロワサージュです。
フランスに行く目的の一つが、バターをたっぷりと買う事なのですが…。
フランスのバター不足が大変な事になっているそうです。(私たちの爆買いのせいではないですよ!)
6月頃に「バターの卸売り価格が年初から90%超跳ね上がり、このままでは店頭からクロワッサンが消えることになるかも!」と言うニュースを見ていたのですが、事態は本当に深刻そうです。
私たちがフランスに行っていた10月前半はまだ店頭にたっぷりとバターが並んでいましたが、今は何年か前の日本のようにガラガラのショーケースに品切れの紙が貼ってある状態のようです。まさか酪農王国のフランスでこんな事が起ころうとは…驚きです。
2015年に需要と供給のバランスが崩れ、バターの売値の下落を招きました。酪農家は翌年から牛乳の生産量を抑えるようにしますが、干ばつがおこり更に減少。それに加えて、世界的にバターの需要が激増し、輸出量が増加したことで、フランスがバター不足に陥っています。バターの生産者は年間契約で価格が決められているスーパーよりも高く買ってくれる販売先を優先、今回のようなスーパーの店頭からバターが消える事態になったようです。
日本のバター不足とは少し趣が違いそうですが、バタースキーの私には辛いニュースでした。