あやめ
「晩節や紺潔きあやめ草」 土持 三郎
(花の歳時記より)
本日のテレビでは
新型コロナウイルスの感染者は
全世界で434万人、死者は29万人と報じている。
昨晩のNHKの番組
ウィルス Vs 人類
スペイン風邪100年前の教訓
によると
約100年前の1918年(大正7年)世界的パンデミック、
スペイン風邪による感染者は推計で5億人
死者は推計で4000万人~1億人
この世界的パンデミックは
第一次世界大戦の戦地ヨーロッパに
送られたアメリカ兵によって
やがて全世界に広がったとされています。
この時の戦死者は1800万人だったというから
ウイルスはその倍以上の人命を
あっさりと奪ったことになります。
日本でも1918年からの3年間で
第3波まで発生し、関東大震災の4倍の
45万人が死亡したそうです。
その当時の新聞には
「全村惨死」という見出しまであったそうです。
この惨状に国に対して
「人事をつくすこと」を強調したのは
歌人の与謝野晶子です。
我が子がスペイン風邪に感染した
与謝野晶子は、根本的な対応をせず
その時々に応じて間に合わせで済ますような
日本の便宜主義を批判しました。
「政府はなぜいち早く多くの人が密集する場所の
休業を命じなかったのでしょうか」という文を
新聞に載せています。
この100年前の歴史から
日本政府は果たして学んだのだろうか?
ビスマルクの言葉
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
中国でSARSが流行したあと、
迅速なPCR検査体制を構築した韓国。
また台湾は迅速に人の交流を遮断することを
今回実施しました。
さてSARS後、日本の厚生省は
今後の事態に備えて何かの対策を
講じたでしょうか?
何もしてこなかった・・・・・
から
新型コロナウイルスで
うろたえ、右往左往(欠陥品のマスクを送る・・・・・・
まだ来ないけど、もう要らない。)
今こそ
やかましい程に地震対策が叫ばれているように
未知のウイルス対策を
構築する必要があります。
ストロビランテス・ダイエリアヌス
が地味にずっと咲いています。
切り戻していたせいかモリモリしてきた
エリゲロン
西洋イボタプリペット・レモン&ライムと
サルビア・ブラック&ブルームとの競演に
オルレアが加わりました。
今日も来てくださってありがとうございます。