夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

ターシャ・テューダー

2018年01月23日 17時42分10秒 | ガーデニング

 

今日は高知県立美術館で

「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」

の映画を観てきました。

 

皆さんご存知のように、

ターシャは56歳の時にアメリカ、バーモント州の山奥に

移り住みます。そこで

飼っている鶏の卵で料理をし、

山羊の乳でバターやチーズを作り、

野菜、果物、ハーブを採取し、

布を織り、縫い物をし、ローソクを作り、

化粧水やクリームを手作りし、

その合間に絵を描いています。

 

映画を観終わってこの本を買いました。

この本の中から

私の心に響いたターシャの言葉を

載せてみました。(kADOKAWAより)

 

『わしは、庭が好きで好きでたまりません。

どうしょうもないくらい。

庭の世話をしているだけで満足です。

挿絵画家になっていなかったら、

種苗園を営んでいたかもしれないわ』

 

『庭を作るときに最も重視するのは、色です。

調和を考えて、合わない色は、すぐにほかへ移します。

最高品種のツツジでも、いい色じゃないのに平然としている

あつかましいのは、抜いて遠くに移したわ。

毒々しい赤のツツジがあるでしょう?

あの色は好きじゃないわ』

 

★本当に同感です。

 

 

『ワイルドフラワーガーデンは、

種を播いたあと、セスがローラーをかけたの。

というのは、わたしが歩いて踏んだところは、

野草がよく芽を出すことに気が付いたから。

ローラー理論を試してみたら、

それ以後、二度と種を播く必要がなくなったわ。』

 

★今度種を直播きした後、踏んでみようと思います。

 

この映画を観て気付いた方もいると思いますが

ターシャは平気で、裸足で庭を歩きます。

 

『霜が来そうな時はわかります。

裸足で歩くと、土の温度が下がっていることが

足に伝わってくるの。』

 

『庭の植物は全部好きよ。

それぞれに良さがあって、どれもかわいいわ』

 

★私も、「あなた可愛いよね」と、気が付いたら話しかけています。

 

ターシャの庭で気になった花は

フウロソウの仲間のノハラフウロ。

いいなぁこの花

 

『人生は短いわ、だから悩んでいる暇はないの』

 

★そうです。私もいつの間にか66歳。あっという間でした。

 

アイリスと呼応して紫の花をつける

ムラサキセンダイハギ。

 

★仙台萩、私も好きで植えています。

 

左側は春の忘れな草と水仙

右側は夏のシャクヤクやジギタリス。アイリスは花後の葉を楽しむそうです。

上の春と夏の写真は、下のピンクガーデンと

同じ場所です。

 

同じ場所で四季の花を楽しんでいます。

 

これって大変参考になりますよね。

私の芝gardenも、ターシャの庭のようにするのが

夢なのです。

 

それにしても

ターシャの庭では忘れな草が、良い仕事をしていますね。

私は、チューリップなどの引き立て役で、

点植えしていることが多いけれど・・・・

まとめ植えはインパクトが強くなっていいなぁと

気付きました。

 

 

 

 

 

 

 

私の庭は

最初の庭はブルーミントさん。

芝gardenはターシャ。

このお二人のガーデニングの神様の庭に

少しでも近づけるよう、頑張っているのですが・・・

でも

ターシャのあの庭も30年かかって

出来上がったもの

だから私も

マイライフワークとしてゆっくり

作り上げたいと思います。

そして

ターシャも言っていたけれど

亡き後は、自然にまかせるのが

自然だと思うのです。

 

 

 

今日も来てくださってありがとうございます。