中国人と大気汚染 

2013-03-03 16:34:59 | 地球環境
早いもので上海に駐在を始めてからすでに3年が経過した。こちらの生活にも慣れてどんなことがあろうとも大して驚いたりしない。しかしそんなわたしでも昨日はキョウガクした。 
正午前にテニスを終わって大学前のバス停で他の学生たちとバスを待っていたところ、バス通りに面した郵便局の従業員が、死んだネズミを鉄ばさみに挟んで、そのネズミを道路にポイと捨てたのである。 しばらくしてネズミは車に轢かれてぐちゃぐちゃになりました。 バスを待っていた学生たち(女学生もいた)は平気な顔でした。 彼らにとって自分の家以外の場所は、関係のないこと、どうでもいいのである。 下水道から回収した食用油を再利用したりするのも同じことである。他のひとが使うのだからカンケーネーというわけだ。 最近よく報じられている大気汚染の問題も、根っこのところは同じだと思う。 工場で煙を出しても排気ガスを出しても自分には関係ないと思っている。中国政府が厳しい取締りを開始してその効果が出始めるまでの間、大気汚染はさらにひどくなるだろう。 隣国日本に汚染された大気が流れていき迷惑をかけているなんて彼らはまず考えもしない。 そんな人たちである。 
きのうPM2.5を95%以上カットできるというマスクを買ってきた。基本的に外出するときはマスクを着用することにしよう。


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