TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

存続の危機

2012年07月08日 | ひとりごと
先月の関西テレビの夕方のニュースで大阪人権博物館(リバティ大阪)が取り上げられていたのを見ました。橋下市長曰く、子供たちが夢を与える展示になっていないという理由で、今年度限りで、補助金を打ち切る方針を固め、廃館の瀬戸際に追い込まれています。大阪城公園の近所にあるピース大阪も、展示内容が橋下市長の好みに合わないという理由から、リニューアルというより、1回ゼロにして、新しいモノをつくりたいと説明されています。今のピース大阪の存在そのものが全否定され、こちらも、廃館の瀬戸際です。このテレビのニュースなどで見ていると、大阪府立国際児童文学館を廃館に追い込んだときと同じやり方で、潰しにかかっているようです。大阪で生まれた文楽に関しても、大阪が保護して行こうという意味を理解しない橋下大阪市長はその協会への補助金を大幅にカットしようとしています。大阪市の男女共同参画センターである、大阪市内にいくつかある「クレオ大阪」や市民交流センターも廃止の方向です。大阪市のあらゆる施設がこのまま行くとどんどんなくなっていこうとしています。作るときは大変な熱意や時間や労力がかかっていたものがあるはずなのに、なくなるときは本当にすばやく決まってしまいそうです。民意を反映していないとよくテレビで橋下市長はコメントされていますが、ご自身は民意をきちっと反映している政策をしていると思ってやっておられるのでしょうね。毎日、こんなマスコミをうまく取り入れる、やらせみたいなニュースばっかり、見たくないです。
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