大阪城公園で昨年まで開かれていた「大阪城菊の祭典」が、貝塚市で新たな菊花大会として再スタートし、愛好家の人気を集めている。大阪城での祭典は、絶好の発表の場だったが、主催の大阪市が「支出に見合う効果が出ているか判断できない」と開催の中止を判断。協賛だった府菊花連合会を園芸会社・国華園(本社・和泉市)が支援する形で継続にこぎつけた。関係者らは「大阪の秋の風物詩を、これからももっと盛り上げたい」と意気込む。(諏訪部敦)
菊の祭典は、これまで48回開かれた恒例イベントで、昨年は約350点が出展、市は展示台の設営費用や警備員の人件費など約60万円を負担していた。
だが、市は「限られた予算を有効活用する必要がある」と負担の妥当性を検証。「菊作りの普及にどれぐらい貢献しているか効果が判断できない」などとして、支出の見送りを決めた。
市からは「連合会主催で継続を」と持ちかけられたが、費用が確保できず、今年の開催をいったんは断念。そんな中、窮状を聞きつけたのが国華園。毎年、日本菊花全国大会を開催している実績があり、「場所や展示台を無償で貸し出す」と、支援を申し出た。
貝塚市の二色の浜店の一角を会場に10月23日から開催。昨年と同じ規模で白や黄色など、愛好家らが育てた鮮やかな大輪の菊が、来場者の目を楽しませている。
連合会の三谷滋夫会長(76)は「どうにか開催にこぎ着けられた。来年はもっと展示点数を増やし、息の長いイベントにしたい」と話している。
菊花大会は18日まで。入場無料。(2012年11月10日 読売新聞)
と読売新聞のサイトに掲載されていました。上記はすべてその記事より転載しました。大阪城公園の菊の祭典は今年から貝塚で引き継がれて開催されていたのですね。
菊の祭典は、これまで48回開かれた恒例イベントで、昨年は約350点が出展、市は展示台の設営費用や警備員の人件費など約60万円を負担していた。
だが、市は「限られた予算を有効活用する必要がある」と負担の妥当性を検証。「菊作りの普及にどれぐらい貢献しているか効果が判断できない」などとして、支出の見送りを決めた。
市からは「連合会主催で継続を」と持ちかけられたが、費用が確保できず、今年の開催をいったんは断念。そんな中、窮状を聞きつけたのが国華園。毎年、日本菊花全国大会を開催している実績があり、「場所や展示台を無償で貸し出す」と、支援を申し出た。
貝塚市の二色の浜店の一角を会場に10月23日から開催。昨年と同じ規模で白や黄色など、愛好家らが育てた鮮やかな大輪の菊が、来場者の目を楽しませている。
連合会の三谷滋夫会長(76)は「どうにか開催にこぎ着けられた。来年はもっと展示点数を増やし、息の長いイベントにしたい」と話している。
菊花大会は18日まで。入場無料。(2012年11月10日 読売新聞)
と読売新聞のサイトに掲載されていました。上記はすべてその記事より転載しました。大阪城公園の菊の祭典は今年から貝塚で引き継がれて開催されていたのですね。