NHKのBSドラマ、昨夜のカレー、明日のパンを見ました。どんなドラマかなとあまり期待もせず見たんですが、いろいろな人と人の繋がりや人と人の感情の微妙な関係が描かれていてとても見ごたえがありました。鹿賀丈史さんのぎふさんと仲里依紗さんの徹子さんのやり取りは思いやりに溢れていていいなあと思いました。病院から帰ってくる二人が道を歩きながらただ待っていただけなんだけど、疲れていたというシーンですが、共感できました。病院で待っているだけなんだけど、仕事をして疲れているときより、本当に気分的にくたびれるんですよね。このドラマでは、食事のシーンが必ずあったり、食べ物がキーポイントになってたりします。どんなときでも人は食べないといけないことや食べ物に癒されることなど、実感できるドラマでした。お隣のお家のミムラさんが演じている娘さんが、お父さんの定年時にくすだまを作って玄関に吊るしていたシーンですが、ほこっとした優しさがいっぱい詰まっていていいシーンだなあと思いました。原作は読んだことがありませんが、こんな感じの小説だったんですね。続きが楽しみなドラマのひとつになりそうです。
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