〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

書評『呆けたカントに「理性」はあるか』(大井玄 著)

2016-02-11 | 書評(その他)
以下、『サングラハ』第145号(2016年1月25日発行)から転載します。 書きましたように、とても深くすばらしい本だと思いますので、認知症について関心のある方はもちろんのこと、むしろ今後を生きる若い人にこそ手にとってほしいものだと思いました。 【書評『呆けたカントに「理性」はあるか』(大井玄 著)】 本書は、看取りの臨床を実践されている著者の、認知症高齢者への慈しみに満ちた深い思索の書です . . . 本文を読む