〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

お笑い帝国主義

2008-06-22 | Weblog
上記のような表題で書き始めたのは、ずいぶん前に売れた(と思う)「お笑い創価学会」とか「お笑い北朝鮮」にあやかって、これまでの文脈から西欧列強の植民地戦争と世界支配、そしてそのあと追いの模倣をやって現地に大迷惑をかけ自らもひどい目にあった近代日本のアジア進出/侵略、当時大真面目に行われたそんな国家の愚行を、現代の視点から笑い倒そうして相対化しよう――というような、そんな殊勝な意図からでは全くない。 . . . 本文を読む

私たちの「トラウマ」

2008-06-15 | Weblog
まちがいなく(たぶんいろいろで証明できると思います)昔の日本の社会はまじめで、そういう意味で強い倫理感が働いていたように思われます。いろいろ議論の余地があるにしても総体としてそういって間違いないと思います。 資料をもって主張するほどの勉強はしていませんが、しかしみなさんの祖父母の世代を実際の記憶をもとにとらえてみると、いまとずいぶん違っているのではないでしょうか。 昔にあって、いまそうとうに無 . . . 本文を読む

見ざる聞かざるなのに言う

2008-06-14 | Weblog
それにしても例のバラバラ事件とアキハバラでの通り魔殺人、気になります。 孤立し鬱屈した「目立たぬ」男たちの、あまりにも軽いノリのあまりな凶悪犯罪。 一部ひじょうにわかるなと思わせるところがあるだけに、じつに嫌な気分です。 ところで、さいきんではほとんどいつものことですが、「すごい事件」が起こってもすぐに次の「すごい事件」の報道があって、すぐに記憶から風化していってしまうような感じになっています。 . . . 本文を読む

『相棒―劇場版―』について

2008-06-09 | Weblog
昨日の新聞によれば、五月連休に封切された映画『相棒』が大ヒットによりロングラン上映中であるとのこと。 じつはこのシリーズのファンである私も、連休中に期待して見に行った次第です。 しかしその内容は「大ヒット」という目下の評判とはそうとう違う、このシリーズのファンにとっては残念な内容でした。 まあ映画というのは本当に見る人次第であり、いうまでもなく思想の自由は保証されていますから、これに感動する方 . . . 本文を読む

ダメの実感

2008-06-06 | Weblog
最近職場適応に苦労しています。 しかしまあ何とかなりそうです。 驚くのはそのときの心の状態によって、 状況の見え方がまるで変わっていること。 まさにセルフトーク次第だと実感します。 問題はそのセルフトークをどのようにコントロールするかですが… そこが難しい。いや、難しいと思うから難しいのか。 むしろあまりにも簡単なことのかもしれない。 簡単すぎて普通の意識じゃ難しいというか。 何を言っているのかよ . . . 本文を読む