〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

コメントにかえて

2007-07-07 | 歴史
〔元・つけ屋Sさんにコメント返信を書いていたら長くなってしまいました。最近気になっていることでもあるので本文にペーストしてみました〕 元・つけ屋Sさま、どうもです! いつもコメントありがとうございます。 光人社の本では、あのほかに「激闘 硫黄島」というのも購入しました。アメリカ人の著者が書いていて、日米両方をわりと公平に描いているようです。 何かいいのがあったら教えてください。 硫黄島のこと . . . 本文を読む

軍歌、っていうか、流行歌?

2006-05-04 | 歴史
ついに借りてしまいました。軍歌のBESTのCD。 といっても図書館で借りたからタダ。残念ながら先述の「出陣学徒を送る歌」「抜刀隊」は入っていなかったが、文句は言えません。 あ、自分、右翼じゃないですよ、ないつもり。 思うに、街宣車でガンガンやったりしている右翼っていうのは、ほんとうには祖国を愛していない、というか日本人であることに健全なアイデンティティを持つことができていないのではないかと思いま . . . 本文を読む

「大和」―鎮魂ということ 2

2006-02-11 | 歴史
さて、映画というのはなによりメッセージを語るものだと思う。 いろんな鑑賞のしかたがありえるだろうけれども、その表現されているところのメッセージを外しては、どんなもっともらしい批評も文字通り的はずれになってしまうだろう。 もちろん映画も多様な読み取りが可能ないわばテキストだから、人によりコンテキストにより受け取り方の幅があるのは当然だ。 しかし自分の限界あるコンテキストなりに、やはりこの映画には骨 . . . 本文を読む

「大和」―鎮魂ということ 1

2006-02-10 | 歴史
きのう、休暇を利用して、話題になっているという映画「男たちの大和/YAMATO」を観に行った。評判と期待に違わぬ、日本にはめずらしい気合いの入った戦争映画だった。 またこの戦艦の戦いとそれにまつわる人間ドラマを、過剰な脚色や美化をなるべく排除し、当時の時代に雰囲気に誠実であろうとする視点で描いていた感じで好感がもてた。 現代の場面が意外に多く、(たぶん予算的な制約か)そのために肝心の艦内の様子や . . . 本文を読む

過去ログ:歴史系2件

2005-09-02 | 歴史
〔前ブログで書きました、歴史系の書込2件、再掲します。〕 右でも左でもなく  「落ち込み」のテーマとはまったく関係ないが、去る8月16日に靖国神社の軍事博物館「遊就館」に行って来た。  べつにナショナルな心情で足を運んだのではなく、単に自衛官の友人に誘われてついていっただけで、半分博物館巡りの気分だった。あとちょっと趣味的な興味もあった。  あの九段の地には独特な雰囲気がある。皇居に隣 . . . 本文を読む