以下、これまでの記事とは趣向を変え、価値観に関する国際調査の結果を時々ご紹介していきたいと思う。
理由は、ある記事(誌面上)を今後執筆するにあたり、紙幅の都合上、調査結果の図表の参照先とするためである。
しかしそれだけではなく、これらの調査結果は、見れば見るほどきわめて重要な事実を示唆している。そのことをぜひ多くの人に知っていただきたいと思ったのだ。
以下は、統計に関しては全くの素人の仕事にすぎ . . . 本文を読む
引き続き、私が人生で多大な影響を受けた岡野先生の心理療法と、河野良和氏による心理療法を交互に取り上げていきたいと思う。
前にも述べたが、いずれもアカデミズムから距離を置いた在野の思想家・心理療法家だということに注意したい。
岡野先生は数年前まで法政大学をはじめ複数の大学で講師をされており、実際に非常に多数の学生が熱心に受講していたのを、すでに社会人になった私ももぐって聴講し見聞きした覚えがある。 . . . 本文を読む
その心理療法家というのは、臨床心理士の河野良和氏である。今や知る人も少ないであろう。
私がその著作に出会ったのは、記憶が定かでないが、大学在学中であったと思う。思えば25年以上前の話だ。
大学では、今思えばおそらく人格形成の未熟により、人間関係が築けないという不適応にあった。そのため一度入って退学し、受験に逃げ込んだほどだ。金がないのに両親には迷惑をかけたものだ。
家族関係の大変さもあった時期 . . . 本文を読む
ようやく子供が寝てくれて、風邪が治って元気になったのは何よりだが、なかなか寝付かないのは、ほほえましくも困ったものだ。明日保育園は大丈夫なのか?
ともあれ、こうして時間が取れるわけだが。
さて、前回は「伝えるべきこと」と題して書いたが、考えてみればこれこそ論理療法的に典型的なmust(ねばならない)思考なのだった。
私が伝えようと伝えまいと世の中は動いていくし、私の日常もとりあえず変わることはな . . . 本文を読む
本日は妻が仕事なので2歳になる子供を一日見ることとなった。
私はもう四十半ばになるが、この年になるとそれぞれの両親に面倒を見てもらうわけにもいかない。私の父は死に、母は今や認知症である。3月は人事異動で、今後ともにどうなるかも不明で心配だ。保育園の時間で仕事が終わるのか?
我が子は2歳半を過ぎ、すっかり「ぼくが・ぼくが」の自我がはっきりしてきて、楽しいが疲れてしまう。子供複数で専業主婦をしている . . . 本文を読む