〈私〉はどこにいるか?

私たちは宇宙にいる――それこそがほんとうの「リアル」のはずである。この世界には意味も秩序も希望もあるのだ。

「知る」ことと「変容」の間

2006-04-29 | Weblog
たまには慣れぬ環境から更新してみるのも面白いものです。寒いのが続いてきて、ようやく春らしく暖かくなってきました。やっぱりこれって、誰に聞いても異常気象のようです。みんな(自分も含め、ですが)誰もがほぼ、これはおかしいと気づいていながら現状維持のまま何もしようとしないのは、どこかに「いまの自分の生活環境を維持できるのなら、それでいいや。あとは知らん」という思いがあるのでしょう。これはぜひなんとかした . . . 本文を読む

こんな時間だし

2006-04-28 | Weblog
うーむ、ちょっとブログの使い方悩みますね。 言葉だけだから何でも書けるというのはいいんだけど、言葉だけが現実をおいてどんどん滑っていく。現実の弱腰克服はまだまだなのに。 とにかくわかったような気になっているのがちょいはずかしい。 気合いを入れるためのブログ、ハラにおさめるための日記、言葉を伝えるための手段、何かを共有するための道具、なのにね。 …まあ現状しょうがないというところもあって、自己非難し . . . 本文を読む

アファーメーションというともっともらしい

2006-04-26 | Weblog
はやく寝ないと明日眠くてヤバイのですが、最近更新しておらず、更新しようと思っても書くことが見つからずで、ここまで来てしまった。 寝る前に自己暗示だ。 …毎日、何もかもが、どんどんよくなっていく。 自分も、人も、日本も、世界も、どんどん良くなってほしいもの。ほんとうにそう思うのです。 . . . 本文を読む

後悔は反省と似て非なるもの

2006-04-23 | Weblog
きょうは久々の休日だった。で、いろいろやろうと思ったのだが、結局ひとつの作業を始めたら止まらなくなってしまい、こんな時間になってしまったのだ。 一度始めると止まらないのは、そういう気質なのだろう。また一人で生活していると、周りからの目や刺激がないため歯止めが効かないということろがあると思う。そういうときにはものすごく心の視野が狭くなっているのを感じる。 かつて「感覚遮断実験」という危険な心理学的実 . . . 本文を読む

知らなかっただけだが、宇宙ってのはすごい

2006-04-20 | Weblog
さきにお話しした『サングラハ』今号の現代科学的コスモロジーの記事に載せる銀河系の画像を探していて、どこか外国のサイトなら著作権とかでひっかかることがないだろう(?)ということで見てみたら、ありますね、いっぱい。 銀河系や深宇宙の画像を見ているととても不思議な気分がしてきます。 とくに掲示の画像はとてもきれいで、いま壁紙に使っています。 英語での説明なのでイマイチよくわからないのですが、“M81 . . . 本文を読む

ニヒルっ子の尻尾

2006-04-17 | Weblog
先日、サングラハ教育・心理研究所の会報誌『サングラハ』の新号の編集がようやく終わりホッとしています。 あ、ちなみに今号(89号)の主要記事をちょっとご紹介。 「痴呆老人と共にいて10 私のさまざま(2)」 国立環境研究所の前所長で東大医学部名誉教授、環境問題や認知症を専門に活躍されている大井玄先生の連載記事。 今回は記憶ということについて、それを喪っていく痴呆のお年寄りのすがたを通じて、私たち自 . . . 本文を読む

壁のない家は建てられません

2006-04-14 | Weblog
さて、一方で、ふつうよくいわれているような「心の壁を作ってはならない」「壁を取っ払ってオープンにコミュニケーションをすべきだ」「分け隔てのない人間関係」というのも、きれいな理想としてはいいのですが、現実のふつうの人間の関係性や心のあり方からして、逆に無理を生じてしまいがちだと思います。 そういうふうに理屈を言わず周りと合わせて明るく仲良く、というふうに育てられてきたぼくらは、ともすればどうやって . . . 本文を読む

オレの壁

2006-04-14 | Weblog
よく「彼は心に壁を作っている」という表現がされることがあります。 それは多分にネガティブなニュアンスを含んでいます。閉鎖的でなにを考えているのかわからないつきあいの悪いやつ、というような感じでしょうか。 自分に関して、人と接触するときにそういう壁をつくっているのを感じます。 身構えて防衛し、なるべく当たり障りのないようにやり過ごす。挨拶なども、なんだかそれをしなければヤバイからする、みたいに身 . . . 本文を読む

モノロジカル

2006-04-12 | Weblog
ハラ減った。 先日も書きましたとおり、文字通りの不肖わたくし、サングラハ教育・心理研究所の機関誌『サングラハ』の編集をやっておりまして、現在その作業が詰めに入っております。 仕事は抜けていることが多いにもかかわらず、こういう作業では細かいところが気になってしょうがありません。「木を見て森を見ず」となっているのではないかと心配です。 また注意深くやっているつもりで、やはり端から見ればいろいろ抜けて . . . 本文を読む

繰り言

2006-04-10 | Weblog
弱腰克服で始めたつもりのこのブログ、所期の目標に較べるとまだまだです。 理屈はわかったような気がするのだが、まだまだというのは、その実践が足りないということ。論理療法をおこなうこと、現代科学のコスモロジーを自分のものにすること、ようするにセルフトークを変換させることについての理屈はそのとおりだろう。問題は理屈をそのとおり実践しているか。ようするにわかった気になっているのだ。本気で目指そうぜ、弱腰克 . . . 本文を読む

日本ちまちま化

2006-04-08 | Weblog
寝る前に一言書かなきゃ。 どうでもいいのですが、例の食玩ネタでは、ミリタリー系のの他に、動物のやつの「チョコQ」が好きで、ちまちました動物が棚の上に戦車と同居しています。 先日は開けたら中にホオジロザメ。つぶらなピンホールのような目が不気味です。進化はエレガント化というけど、きっとこいつらは取り残された存在なのだ。最近はペット動物のシリーズが多いようだけど、やっぱり野生の「日本の動物シリーズ」がい . . . 本文を読む

追撃は断々乎として飽く迄も徹底的なるべし

2006-04-05 | Weblog
ようやく帰れた。さあ、時間を有効利用したいもの。 泊まりから帰って真っ先に自分のブログを見るというのは、やっぱりひじょうに気になるからなのですね。 かなり“我愛”モードに入っているのを感じます。 本来であれば心理学的に自己改善をがんばるとか、新しい時代のコスモロジーを伝えることをがんばるとか、そういうことに情熱を注ぐべきところなのですが、どうも時間と気合いが足りないとさきに書いたように身辺雑記に . . . 本文を読む

マイナスもまたアイデンティティとなりうる

2006-04-03 | Weblog
コスモロジーや生きる自信のワークや論理療法による弱腰克服を標榜してはじめたこのブログ、しかしいつの間にか身辺雑記と成り下がってしまっている。 ここいらでぜひ新規まき直しをはかりたいところだが、悲しいかないろいろで余裕がありません。 いつもそんなことを言っているのは、たしかにキビシイのは事実ではあるのですが、そういうふうに発言することで同情…というと言葉が悪いから、共感を得たいから、のようなのですね . . . 本文を読む