JFK暗殺事件について、これまで国家安全保障上の機密とされてきた非公開資料が、ついに公開される運びとなったらしいことは、すでに報道されているとおりである。
早速CIAが安全保障上の理由で一部公表延期を申し入れたとあり、よほどの内容であることが推察される。先に述べたとおり、そうした抵抗・妨害によってどこまで真相が解明されるのかは不透明だが、しかし事件の全容が初めて明らかになる可能性がある。
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以下、サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也氏ブログから最近の記事を転載する。
われわれの世代は、こうした人生のビッグクェスチョンには「答えはない」ものかと思っていた。
自明化された現代の人生観、それはこの人生相談の答えに典型的に表れている。しかし、それはすでに決定的に古い、という。
ぜひ氏のブログ『伝えたい!いのちの意味―岡野守也の公開授業+α』をご覧いただければと願う。
(今後も、 . . . 本文を読む
以下、筆者が参加している「持続可能な国づくりを考える会」HPより許可を得て転載する。
日本の危機的状況にもかかわらず、与党が圧勝してしまった先の衆議院選挙。ぜひ「持続可能な国づくり」を一緒にお考えいただければ幸いである。
今回は少々内容を変え、ジャーナリスト・高世仁氏による北朝鮮問題の講演をメインに行われる予定。ぜひご参加を。
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●日時 11月17日(金) 19:00〜21 . . . 本文を読む
アルトジェンズ写真に見える事実②:「銃声」への無反応
アルトジェンズ写真から確認できる第二の事実とは、これまで筆者の見た範囲では、暗殺事件に関するどの記事にも取り上げられていないものであり、あたかも盲点には入っていたかのようである。
かくいう筆者も、第一の事実については考えている過程で気づいたに過ぎない。しかし気づいてみれば、これはオズワルド単独犯行説を覆す最も基本的な事実であることが見 . . . 本文を読む
筆者が参加しているサングラハ教育・心理研究所の会報『サングラハ』について、少し遅れたが9月号が発行されたので、研究所ホームページから許可を得て転載したい。
なお、同誌を編集しているのはこのブログ筆者である。かれこれ10年以上、編集をしていて、時の長さ・早さを感じる。まさに無常迅速の感がある。
(後掲の「編集後記」も筆者が毎回書いているもの)
これまでホームページや研究所主幹のブログで広報 . . . 本文を読む
アルトジェンズ写真に見える事実①:車列の真後ろに集中した反応
このアルトジェンズの写真を筆頭に、写真や映像から確認できる事実は、後の人々の記憶に基づく証言よりも、事件の直接的証拠としてはるかに重要なはずである。「写された真実」は、もはや隠蔽も歪曲も捏造もできないからである。
それだけに、これほど真実がはっきりと刻印されたアルトジェンズ写真が、数多ある暗殺事件の真相解明の試みでほとんど取り上 . . . 本文を読む
筆者が参加しているサングラハ教育・心理研究所の講座「『摂大乗論』入門」の第3回(講師:岡野守也)、その続きを報告したい。
続いて、第九章の大乗における涅槃というものが語られている箇所である。
上述の、いわゆる小乗における個人レベルの救いに限定された、私たちの「涅槃」に関するイメージどおりの「有余涅槃」「無余涅槃」に対し、それも含んでいながら、ある意味でフェーズが違うというか、まるで異なるス . . . 本文を読む
ケネディ大統領暗殺事件の公式見解「オズワルド単独犯行説」に対し、反戦・リベラルの映画監督O・ストーンが根本的な疑問を叩きつけた91年の映画『JFK』公開から、すでに四半世紀が経過した。時が経つのはじつに早い。
この事件がある種ミステリーとして多くの関心を引いているのは、映画に描かれたような明白な組織的陰謀にもかかわらず、その後も変わることなく公式には真相が隠蔽されたまま、陰謀説vs.公式見解 . . . 本文を読む
「JFK」で描かれていたように、彼・オズワルドは暗い諜報の世界の、末端の一工作員に過ぎなかったのだろう。
彼がダラス警察署内で報道陣に遺した最後の肉声、“I’m just a PATSY”(「私はただの『カモ』だったんだ」)は、なるほど、予想外の事態の展開に驚愕した彼の心情が垣間見えて余りある。
何よりこれは、狂信的コミュニストが「米国大統領の暗殺」という世紀の企てを見事にやってのけた、その . . . 本文を読む
このケネディ大統領暗殺事件とは、その後長いベトナム戦争の泥沼にはまり込んだ米国の、歴史の重大な転換点であった。その果てに今のトランプ政権があるのだ。
映画「JFK」で、事件がアメリカの理想の死であったと描かれているのは、若干オリバー・ストーン監督自身の意図と異なるものの、今の眼からすれば実に的確だったように見える。
もちろん、ジョン・F・ケネディという人物自体が、その後の歴史的評価において . . . 本文を読む
若干遅れたが、10/1にいつもの赤坂・東京マインドフルネスセンターにて開催されたサングラハ教育・心理研究所の講座「『摂大乗論』入門」の第3回、このシリーズの最終回について報告したいと思う。
先に紹介したとおり、難解とされる仏教・唯識を、一般にわかる形でそのエッセンスを語ってきた講師・岡野氏の、いわば思想的原点とも言える代表的古典が『摂大乗論(しょうだいじょうろん)』である。
研究所の名称 . . . 本文を読む
引き続き、筆者が継続的に参加しているサングラハ教育・心理研究所の、講師・岡野守也氏による講座について報告したい。
今回(9/30)終了した本シリーズは、同研究所による仏教講座の初級編に位置づけられたものだが、それからしてすでに私たち日本人の仏教観(暗い・旧い・陰気くさい、etc...)を根本的に覆すに足るものが感じられた。
一体、「仏教」とは何なのか? 私たちはいまだにその意味するものを . . . 本文を読む
唐突のようだが、半世紀以上前の1963年に起こった、ケネディ米国大統領の暗殺事件について若干述べてみたい。
というのは、かつてのオリバー・ストーン監督の映画「JFK」は筆者が好きな映画の筆頭であり、その硬派で直球のリベラルな政治的メッセージは、狭量で醜悪そのもののトランプ政権下の今こそ、生きるべきものがあると感じられるからである。
(もちろん時代的制約はある。例えばその「ホモセクシャル」に . . . 本文を読む