引き続き岡野守也先生のブログから転載する。
当初掲載された2006年当時には「ツケが回ってきている?」であったが、今実際にツケが回ってきていることは誰もが実感していることだろう。
私たちが毎日朝から経験しているこの暑さは、かつての暑さではない。
この状況にもかかわらず、政治を巡って「環境問題」が真剣に語られているのは聞いたことがない。
全体状況を変えるには、まずそういう意思を持った政 . . . 本文を読む
いつものように岡野守也先生のブログから転載する。
以下の記事の再録は12年前の記事からのもの。その後の日本・世界の歩みは見事に第三のシナリオ(問題先送り)をひた走ってきたのは明らかだ。
個々の環境を保全したいという善意はあっても、社会全体がまるで別の方向を向いているのだから、残念ながら無力であった。
問題先送りのツケが、当時の予測通りの姿で、しかし時期を前倒ししてやってきた。それが現 . . . 本文を読む
二つ目は、ジョンソンが消極的にせよ犯行時点で共犯関係にあったこと、すなわち従犯の可能性である。
ふたたび、彼のインタビュー記事に注目したい。
彼は「就任と同時に、暗殺に関する陰謀の存在に気づいた」という趣旨のことを語っている。(Johnson said that when he had taken office he found that "we had been operating a . . . 本文を読む
引き続き岡野守也先生のブログから転載する。
これも再録は8年前の記事から。
単年で見るとわかりにくいが、こうして年月を置いてみると、「記録的」「過去最高」がずっと更新されてきたことがわかる。まさに毎年水に流して忘れつつ、状況はどんどん悪化してきたわけだ。
現在の熱中症の激化もはっきりと予測されていたことがわかる。
ジャンプするには、確かに「一人ひとり」でバラバラにやるのではなくて、みんな . . . 本文を読む
引き続き稀有の思想家である岡野守也先生のブログからそのまま転載する。引用中の再録記事は11年前のもの。当時行われた気候変動に関する科学者の予測がきわめて的確だったこと、事態はむしろさらに前倒しで起こっていることが今や実感的に理解できる時代となった。人類は転換の岐路を超えてしまったのだと思われてならない。
記事中の設立総会やシンポジウムには筆者もかかわった記憶がある。当時は比較的若いメンバーが集 . . . 本文を読む
サングラハ教育・心理研究所の岡野守也先生のブログからいつものように転載する。
この夏の猛暑はいよいよ気候変動の危機が前倒しで訪れたとの感を抱かせるものがある。テレビは「今年は記録的~」と言っているが、真に恐るべきことは今後この状況が恒常化することである。こんな世界を子孫に残すわれわれ現世代は、言葉どおりの意味で罪深い。
以下の転載は11年前の記事からとのこと。実際、当時のIPCCの将来予測 . . . 本文を読む
この事件を巡る言説では不思議なことにこれまで指摘されてきた形跡がないが、この写真でのジョンソンの挙動が「銃撃と認識しての危険回避反応」であることは明白である。画像奥を振り返っている複数の人物を含め、同じ写真の他の誰一人としてそんな反応は示しておらず、ただ彼だけが危険を察知している。この状況はきわめて不審である。
※画像再掲 夫人の向かって左側に座るジョンソンが状態をかがめている。
とこ . . . 本文を読む
(承前)
このように、本書の分析で第一に重要とされている「政治価値」という用語は、一般に使われている政治という言葉よりも広く抽象化された概念として、「集合体の目的が最優先され、権力関係が支配的であり、そこでは政治的上位者への忠誠が最重要の価値とされる」といった、ある社会の中心価値の方向性を意味している。
したがって、ここで言われている「政治価値」とそこに埋め込まれた「忠誠」を、世上ありがちな反 . . . 本文を読む
(承前)
そのように本書は、人類的視点からの明確かつシンプルな問題設定に沿って、西洋とは異なるタイプの近代化過程の一つのモデルケースとして徳川時代を見出し、それを可能にした徳川時代の中心価値体系という抽象化された大枠を、研究のゴールとしてまず冒頭で提示している。その上で、後続の章において、そのように読み取ることが果たして妥当か、主に同時代人の引用により証拠を積み上げていくという叙述の方法を採っ . . . 本文を読む
転載続きだが、以下、「持続可能な国づくりを考える会」ブログより転載する。
筆者も参加している当会も、発足が2006年のシンポジウムであったので、その準備からカウントすれば、かれこれ十数年続いていることになる。
当初はかなりの人数で「持続可能な国づくりの会」として開始、中核メンバーの若い学生らも多かったが、いまでは細々と「考える会」として学習会を継続している。当時の若者(私もぎりぎり)も、今 . . . 本文を読む