またまたロスト・ジェネレーションのことについてですが…
「ロスト・ジェネレーション」――最初に書きはじめたように、その表現の何が心に引っかかったのか考えてみると、それは僕らが、よくいわれるような社会的安定が「失われた世代」である、という意味においてだけではなかったのでした。
それはたぶん話の外側・表面の、半分にすぎないのだと思います。
それだけでなくその深層に、僕らが心を持ち社会を形成する存在 . . . 本文を読む
最近はあまり日常のことに悩まないのですが、
ひとつ残念なのが抜け毛が多くなってきたことで、
生え際や頭頂の髪の毛もずいぶん薄くなってまいりました。
さいきんけっこう急速に来ていて、
いよいよ来たなっていう感じです。
やはり必然的に年はとるのだなと、
観念的ではなく実感・体感させられます。
時間よ止まれ…!
自分の年くらいの、父の昔の結婚写真とか見ると、
すでにかなり寂しい状態だったようなので、
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春一番らしきものが二月まだ半ばに強烈に荒れ狂った午後でした。
もう気候がおかしいというのは社会の常識になってきています。
ちょっとの気温上昇がこれほどの変動を起こさせるということは、最近発表された国際的な長期予測による温暖化が起こった日には(というかそれはこのままだと起きるのですが)いったい世界はどのようになるのか…
さて、横道の朝日新聞記事の批判に走ってしまいましたが、「ロストジェネレーショ . . . 本文を読む
【「ロストジェネレーション」の名づけ親・新年の朝日新聞記事を題材に書き進めるつもりが長くなりそうで、加えて朝日連載からずいぶん時間が経ちいわば「旬」を逸してしまっているので、同記事批判は断念することにしました。以下、今後載せようと思っていたものですが、それにしてもわれながら他人を批判するのは大好きなようで、もちっと心の広いヒトになりたいものだと思いました。同世代論は時間があれば書き進めたいのですが . . . 本文を読む
それが端的に示されているのが、「さまよう2000万人」との大見出しのもと、元旦第一面の半分を割いた連載の第一回である。初回ということで三人の対照的な同世代の生き様が見出し入りで紹介されており、それぞれが後の各エピソードの典型を示すかたちとなっている。
一人目は「負け組」。人材会社から全国の工場に派遣され安い賃金で使いまわされて青息吐息の生活のなか、なけなしのカネで買った株に淡い希望をつなぐ、「 . . . 本文を読む